強い日差しが照りつけ、汗がにじむほどの五月晴れとなった2019年5月5日のこどもの日。毎年恒例の「ADVАNオールフェアレディZミーティング」が開催された。回を重ねるごとに参加台数が増えてきたこの祭典。2019年はS30Zの50周年アニバーサリーイヤーということもあり、例年以上の熱気に包まれた。そのイベントの盛り上がりぶりと気になるオーナーマシンを紹介していこう!! 2023年も5月5日(こどもの日)に開催。詳細はADVANオールフェアレディZミーティングのWEBサイトにて。
【イベント振り返り ADVANオールフェアレディZミーティング 2019 Vol.3】
【2】から続く【1972年式 日産 フェアレディZ】
自慢のポイントは、カンデンサス+フルピロアームの軽快なフットワーク。ブレーキはフロントがR32タイプMキャリパー、リアはS15用を流用してディスク化している。L28型改3L仕様のエンジンは、現在製作中の3.1L仕様に近く換装される予定。「排気量はちょっとの差ですけど、3Lだと3.1Lにどうしても離される。それがイヤで……」とオーナー。仕様変更後の加速に期待している。
【1973年式 日産 フェアレディZ】
L28型改3.1Lにソレックス50PHHのフルチューン仕様。サブメーターはオートゲージで統一し、見やすく1カ所に集約。インテリアもスポーツ色の濃いスパルタンな仕上がりだ。「長く乗りたいのでストリート仕様にリメイクします」とオーナー。まずはエンジンのオーバーホールから開始!
【1973年式 フェアレディ240Z】
快適装備を満載の240Z。パワステ、パワーウインドーはもとより、シートはR35のパワーシート。アメリカから取り寄せたエアコンは、フルオートだ。「イマドキ仕様にこだわっています」とオーナー。エンジンはL24型からL28型改3L仕様に換装。右は製作担当の松井さん。
>> 【画像79枚】参加車両をクローズアップ! 掲載車両の更なる写真など【1974年式 日産 フェアレディZ】
Zは完全サーキット仕様。エンジンはL28型改3.1Lのフルチューン。足まわりはフルピロ、フロントブレーキはブレンボF50用だ。最大のポイントはボディで、裸にしてのフルスポット増し、フル補強を決行。ボンネット等はFRP化されている。スライド式のアクリルウインドーがレーシー!
【1974年式 日産 フェアレディZ】
S30Zはサーキット周回仕様がテーマ。L28型改3.1Lのフルチューンエンジンは9500rpmレブで、長時間回してもビクともしない。ボディは11点式のロールケージや補強バーで剛性アップ。サーキット走行時のホイールはTE37Vの17×10J。タイヤはSタイヤを履くそうだ。
【4】に続く初出:ノスタルジックスピード vol.021 2019年8月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
ADVANオールフェアレディZミーティング 2019(全7記事)関連記事:ミーティング 関連記事:フェアレディZ 【1】【2】から続く