GT-R、Zにステルビオ……愛車のR35GT-Rも並ぶ「田村宏志ミュージアム」がクルウチ博物館にオープン!

クルウチの工場内にある「クルウチ博物館」。その館内につくられた「田村宏志ミュージアム」

       
ハチマル系スポーツカーが揃うクルウチ博物館(三重県多気郡明和町)に、日産自動車の田村宏志さんのミュージアムが開館した。その内容の一部を紹介しよう。


【画像25枚】建物の中だけでなく屋外にも多くの車両が展示。日産だけでなく他のメーカーのスポーツカーも数多く揃っており、どのメーカーのファンも楽しむことができる内容となっている。

 2024年1月に開催された東京オートサロンで話題を集めた田村宏志ミュージアム。日産自動車のスポーツカー開発に数多く関わった田村さんの車両が並べられ、多くの来場者を集めた。
 このブースの設置者である久留内良彦さんは自身のショップであるクルウチの工場内に「クルウチ博物館」を設けており、そのノウハウを持って博物館的ブース公開という企画を行った。
 実は、この企画自体がクルウチ博物館内に田村宏志ミュージアムを開館する布石となっていた。同年2月4日、そのミュージアム開館の報道関係者向けの内覧会が行われたのである。
 クルウチは以前よりスカイラインGT‐Rを中心としたスポーツカーを専門として、ハイパワーなチューニングカーを製作する話題のショップだ。
 本誌は以前より同社のコレクションに注目。スカイライン、フェアレディZといった日産スポーツカーをはじめ、各メーカーのスポーツカーの在庫量が豊富であり、しかもそのどれもがすぐに乗り出せるほど程度の良い個体。本誌としても無視できない存在だった。
 その豊富な車両を展示する博物館として公開しつつ、今回は田村さんが日産、オーテックで関わった車両を並べたミュージアムを併設したのである。
 内覧会には田村さんはもちろん、代表である久留内さん、クルウチ博物館館長である三田真由さんが登場。そしてハチマルミーティングでもおなじみの鈴木学さんが司会進行という豪華なキャスティングで行われた。
なお、博物館への来場には同社Webサイトからの来場予約が必要となる。

>>田村宏志ミュージアム開館のテープカットに臨む三田さん、田村さん、久留内さんの3名。この奥には田村さんの等身大のボードが設置されている。


>>クルウチの得意とするR35GT-Rがずらり。ほぼすべてのバージョンが揃っている。
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>>日産自動車のチーフプロダクトスペシャリスト田村宏志さん。


>>クルウチ博物館館長の三田真由さん。クルウチの契約ドライバーであり、R34GT-R、R35GT-RのオーナーとしてもSNSなどで話題の女性だ。


>>クルウチ株式会社代表取締役の久留内良彦さん。博物館の設置者であり、田村宏志ミュージアムの中心人物でもある。

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photot: Hidehiro Tanaka/タナカヒデヒロ

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