【1972年式ポルシェ911T in ラリーヨコハマ Vol.1】
2016年5月21〜22日、私、塚本奈々美がチーム「シュアラスター」としてポルシェ911Tを駆り、「ラリーヨコハマ」に出場。ラリーといえばコ・ドライバーが必要だが、今回は女子カート部(JKB)のサヤカが、頭文字Dに登場するインパクトブルー真子のナビ担当、沙雪役として、コミックさながら助手席に着座。ラリーヨコハマはクラシックカーラリーの国際ルールが適用され、競技性も高いラリー。参加資格は1974年以前に製造されたクルマで、4回目となる今回は86台がエントリーした。
私が駆ったポルシェ911Tは1972年生まれだが、80才のクラシックカーも参戦する中では若手(笑)。エンジンが新車当時のもので、オリジナル度が高く、メーター類もクラシックで、すっごいステキなクルマ。左ハンドル車はレースで何度も乗ったが、右のマニュアルシフトレバーは初めて。程よい重さと、味のある感触にテンションアップ。シフトチェンジに癖があり、最初は少し気を使ったが、もともと癖のあるクルマが好きな私は、乗ってすぐにマイカーのように涼しい顔でドライブを楽しんだ。
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1972年式 ポルシェ 911 T
SPECIFCATION 諸元
全長 4147㎜
全幅 1610㎜
全高 1320㎜
ホイールベース 2271㎜
トレッド前/後 1360 / 1342㎜
車両重量 1110kg
エンジン型式 911 / 57型
エンジン種類 空冷水平対向6気筒SOHC
ボア×ストローク 84.0×70.4㎜
総排気量 2341cc
圧縮比 8.5:1
最高出力 130ps / 5600rpm
最大トルク 20.0kg-m / 4000rpm
ステアリング形式 ラック&ピニオン式
サスペンション 前マクファーソンストラット+トーションバー / 後トレーリングAアーム+トーションバー
タイヤ前後とも 165HR15
初出:ハチマルヒーロー 2016年 7月号 vol.36
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
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