クルマにバイク、自転車や除雪機、さらには年代物の発電機まで、ホンダ製品がズラリと並ぶ壮観な光景はファンならずとも圧倒される。
誤解を恐れずに言えば、新潟で出会ったその人は日本一のホンダマニア。これほどのコレクションを揃える愛情と情熱に敬意を表したい。
【北陸の地に棲息する、ホンダ車のカリスマ Vol.4】
【3】から続く しかし、オーナーはコレクションをするためにクルマを集めているわけではない。ここに並んだクルマたちのほとんどはナンバーが付いた状態、つまり車検を取っていつでも公道を走れる状態にしているのだ。そのため、クルマが増えてくるのと同時にガレージを整備し、雨や紫外線に当たらないように気をつけているという。また、少しでも問題や故障があった場合はすぐに対処することがポイントだと話してくれた。
「これだけのクルマが集まってしまうと大変な面もありますが、ホンダ車に乗っていることで多くの友達ができました。そのおかげで助けてもらうこともたくさんあります。ホンダ車に乗っていて本当によかった」と最後に語った。
>> 【画像36枚】Garage 03の壁には棚が作り付けられ、各車のサービスマニュアルのほか、プラモデルやミニカーを収納している。【Garage 03】住居を増築するカタチで1階の一部をガレージとしている。ここはS2000専用車庫。「このS2000はほとんど乗っていません」とオーナー。シートには新車時のビニールがかかったままだ。横にはホンダ製の除雪機。雪の多い新潟では必需品で、「年間の実働回数はここに並んだクルマより多いかも」。
これがイチバン活躍してるかも!?ホンダ製の除雪機
初出:ハチマルヒーロー 2016年 9月号 vol.37
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
北陸の地に棲息する、ホンダ車のカリスマ(全4記事)関連記事:ホンダ 【1】【2】から続く