【コダワリの足元に注目!!】鉄板叩き出しで仕上げた純正風フェンダーがキモ! シンプル白黒コーデながら緻密な計算が満載の200系ハイエース

「大人が乗れる落ち着き感」をコンセプトに、独自のコダワリを注入し、快適でカッコいい“最強の通勤車”に仕上げた200系ハイエース

       
純正風なボディに隠された超絶フェンダー加工に熱視線!!

【画像9枚】緻密なフェンダー加工&ミリ単位の調整で実現したツラっツラ、要所にカーボンパーツをバランスよくセットしたこだわりの白黒コーデなど、気になるカスタマイズの内容はココをチェック!!

小ぶりなエアロで統一したスッキリ系の白黒ボディをローダウン。
一見しただけだと、巷にあふれる200系に埋もれてしまいそうなこのクルマ。
しかし、実はコレ、全身に超絶のコダワリカスタムが注入されまくってるんデス☆

コンセプトは「大人が乗れる落ち着き感」。
実はオーナーは昔、ゼロヨンをやってたバリバリの走り屋系。
スポーツカーのノウハウを詰め込んだ足元のキメっぷりに注目ですヨ~♪

純正風の前後フェンダーは、なんと、鉄板叩き出し。
純正ラインをキープしつつ、フロント25mm、リア50mmのワイド化を施し、フェンダーアーチを下側に20mm延長してさらなるローフォルムを追求するなど、ガッツリ手を入れつつも、フェンダー先端のプレスラインは残した繊細な職人技 で純正風に仕上げたところがこのクルマの最大のポイント!

また、「ほどよいツラウチ感」を徹底追求したホイールセッティングも大きな見せ場だ。
オバフェンの張り出しに合わせたホイールは、エセックスの2ピース。
フロントのリムが深すぎるとリアとのバランスが崩れるため、あえてフロントはスペーサーでオフセットを控えめにして、前後のリムの深さを調整する念の入れよう。
毎日乗り回す通勤車なので、生足ローダウンでも快適な乗り心地を実現するべく足回りもきっちりチューニング済みだ☆

外装はあくまでも純正風が基本だけど、単なる白黒コーデじゃ終わらないのがこのクルマのスゴイとこ。
グリルやワイパーガード、ドアミラーなど、要所に装着したカーボンパーツは、すべて上からキャンディブラックペイントを施し、透明感と深みのある唯一無二の白黒仕様に!!

ディテールに徹底してコダワリを注入したこの200系。
大人ユーザーが泣いて喜ぶ、クロウト好みの傑作車なのデス♪



>>バンパーにはエセックスの純正風ルックなコンバージョンバンパー。サイドもエセックス、リアには415コブラをチョイスし、純正カラーと小ぶりなエアロでスッキリ系フォルムを演出。ボディは生足で約5インチローダウン。バック9、玄武、エムテクノの足回りパーツで“走れる仕様”にモディファイしている。


>>バイクのトランポとしても使用するので、カーゴスペースは自作の縞鋼板張りでフィニッシュ。デフの逃げ用のかさ上げフロアカバーも、ステンレスを溶接して仕上げた自作アイテムとなる。フロアの要所にはLEDの間接照明もセットする。




>>フロントグリルやドアミラーカバー、フロントフリッパー、ワイパーガード、リアガーニッシュなど、要所にカーボンパーツをバランスよくセット。カーボンの上からキャンディブラック塗装をして、透明感と深みのある白黒スタイルを演出している。




>>ホイールは2ピースのエセックスENCM18インチをチョイス。オバフェンとタイヤのツラ具合はもちろん、前後のリムの深さにまで徹底してこだわった。フロントは9.5J IN22、リアは自作加工の7mmスペーサー&10J IN5のセッティングとなる。




>>純正のラインを踏襲しながら前後フェンダーを叩き出し。フロント25mm、リア50mmのワイド化とは思えないほど、自然な仕上がりを実現している。叩き出しと同時に、フェンダーアーチを下側に20mm下げる加工も施し、さらなるローフォルムをゲット!


>>R32GT-Rなどの走り系モデルを乗り継いできたオーナー。「大人が乗れる落ち着き感」をコンセプトに、独自のコダワリを注入し、快適でカッコいい“最強の通勤車”に仕上げている。

【画像9枚】緻密なフェンダー加工&ミリ単位の調整で実現したツラっツラ、要所にカーボンパーツをバランスよくセットしたこだわりの白黒コーデなど、気になるカスタマイズの内容はココをチェック!!


『カスタムCAR』2016年11月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンS-GL/2007年型
SOURCE:後藤鈑金、CRS横浜、TWO HOT

PHOTO/編集部 TEXT/岩田一成

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