【2コイチだらけのハイエース!!】アイデア満載！ ほぼDIYで仕上げた詳細不明なオーナーオリジナルの200系ハイエース

8年以上イジッてイジッて大変身！ オーナーにも詳細不明の200系!!

【画像8枚】ヒョウ柄がイケイケなDIYで作り上げたインテリア、外装もほぼDIYで作り上げた詳細不明!? な2コイチだらけの200系ハイエースの詳細はココをチェック!!

2008年のフルモデルチェンジ以降、カスタムカーのベース車として高い人気を誇る200系ハイエース。
発売後、これまで数度に渡りマイナーチェンジが行われてきたため、そのタイミングでクルマを買い換えるユーザーも多かっただろう。

しかし、このオーナーはひと味違った！
200系ハイエースの2型を購入してからというもの、数年に年間にわたり1台のベース車をいじり倒している。
まぁ、このくらいの話ならよくあることかもしれないが、このオーナーのゴールデンなところは、マイナーチェンジが行われるたびに3型、4型ルックへのボディカスタムをほぼをDIYで敢行したことなのだ!!

カスタムのテーマは「イメージ」の具現化。
アタマの中に描いた形をリアルに再現すること！

しかし、それが一筋縄でいかないと言うことはみなさんもご存じのことだろう。
そんな中、理想と現実のギャップを摺り合わせていく過程で、オーナーの考えついたアイデアが、DIYでの3型、4型へのマイナーチェンジだった。

オークションで手に入れたパーツや所属チーム『エボリューション200』のメンバーから譲り受けたパーツで、あれこれオリジナリティのあるカスタムを求め、8年間イジりまくられたクルマには、フェンダー、サイドステップ、リアウイング、フロントバンパーがニコイチ加工を施されているのだが、オーナー自身が何のパーツと何のパーツのニコイチかわからない状況に……（笑）。

購入した2型の面影はすでになく、もはやこのクルマは200系オリジナル型って呼んでもイイでしょ（笑）！

しかも、このクルマは着々と進化中で、オーディオやキャビンにも手を加えているそうだ。

次にこのハイエースを見たときは、フルモデルチェンジバージョンに違いない（笑）。



>>オーバーフェンダー対策でロングヒンジに換装済みなので、スライドドアの干渉はない。これもDIYで加工している。


>>ホイールはランクル100用のロデオドライブで、フロント：9.5J OUT1、リア：9.5J OUT14のサイズを履きこなす。


>>マフラーはシルクブレイズの1本出しのマフラーを加工。もともとナローボディー用のものをワイド用に作り替え、2本出しから現在の4本出しに。そのほかに足回りはショックをフロント：ケービー、リア：2インチダウンリーフに変更。ガレージベリーとクレイブのサイドステップの2コイチ。リアウイングも2コイチだが正体は不明。オバフェンもメーカー不明の2枚貼りだ。




>>自慢の内装はすべてDIY。全席シートの張り替え、アニマル柄とウッドデッキ調のデザインが施されている。所々にイエローが入っていて革張りとのコントラストがクール。シルクブレイズのインパネ、GT-Rの追加メーターとメーカー不明のモニターを3枚配置し、これまたメーカー不明のシフトレバーを設置している。




>>キャビンもDIYで骨格レベルから作り上げた。まずは3＆4列目を取っ払い2列目を後方にオフセット。カラーリングはオレンジをメインにシート位置の調整を行うために床を張り直したり、配電に苦労した話に涙がチョチョぎれます（涙）。リアから見えるのはトヨタの多車種純正のウーファー。スライドドアから見て右手にもボックススピーカーが内蔵してある。


>>ボンネットのペイントはボディにブラック、その上にグリーン、さらにその上にシルバーとブラックを重ねてこの色を作り上げた。そのほか、ボディのサイドに描かれたステッカーはオーナーのオリジナルデザインだ。フロントマスクの加工はショップ「アライズ」の協力のもと、オーナーのアタマの中にあるイメージに近づけて作成。ヘッドライトはカバーをかぶせて、それぞれ2穴を開ける加工を行った。フロントバンパーはダイナスティとクレイヴの2コイチ加工で、フロントリップはプロット製だ。

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『カスタムCAR』2016年6月号掲載
（記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです）
BASE CAR：ハイエース・ワイドボディ・ワゴンGL／2008年型
SOURCE：アライズ