【オールドスクールMサイズVAN!!】アメ臭プンプン&レーシーなちょいワル激低商用車仕様となったプロボックス&タウンエース

激低ロワードでオールドスクールな雰囲気も醸し出すプロボックス&タウンエースのMサイズVAN2台

       
オールドスクールなオーラもムンムン! 我流ビルドで香り立つアメリカンフレーバー!!

【画像9枚】往年のレーサーしさを醸し出すちょいワルスタイルのプロボックス、オールドスクールなボイド履き&インテリアのタウンエース、超ロワードMサイズVAN2台の全容はココを見よ!!

絶妙なツートンカラーとピンストライプで仕上げたプロボックス。
静岡のプライベーターが製作&所有していた個体を同じカスタム仲間であるオーナーが譲り受けたことでリメイクを実施したのが事の始まりだ。

まずは、リメイク前のイメージを払拭するため、ボディペイントが必要だと考えたオーナー。
もともとローライダーにハマっていたこともあり、リメイクするならUSテイストに仕上げたいと、ペイント担当のタウンエースのオーナーが提案したピンストライプが映えるアメリカンなツートン仕上げにすることに。
トヨタ純正ホワイトをベースにガンメタを合わせ、境界線にオレンジのピンストライプ1本を潔く入れたクールなボディが完成!
そこにオーナー秘蔵のグッカーズを合わせれば、シンプルながらも存在感ありまくりのアメリカンなプロボックスに見事ブラッシュアップしている。

この仕上がりにはペイントを担当したタウンエースのオーナーも大満足。
あまりに出来がいいものだから、2台そろうとより注目が集まるのでは?
ということで、タウンエースも同じツートンでリペイントすることに!

こちらもベースは純正ホワイトにガンメタを合わせ、ピンラインはパープルをチョイスして少し変化を与える。
すでに装着済みだったボイドホイールや窓埋めカスタムも相まって、アメ臭プンプンの激低コマーシャルビークルへと大変身を遂げたのだ。

結果、2台並べると、だれが見ても兄弟車な仕上がりとなった(笑)。

なんだかとっても仲がいい、ちょいワルカスタム好きオヤジたちによる、激低商用車仕様がここに完成したというワケだ。



>>タイヤショルダーにツラッツラのフロントに対し、リアはリムとショルダーの中にフェンダーをねじ込む過激スタイル。リアバンパーやリアゲートガーニッシュはラプターライナー塗装。リアスポイラーはスカイラインジャパン用スリットスポイラーを加工流用する。W出しマフラーと相まって、ヤンチャな雰囲気出まくり♪ サイドステップもワンオフ加工となる。


>>足元を飾るのはワークのグッカーズ15インチ(フロント:8J IN10、リア:9J OUT15)。タイヤはナンカンNS2をセット。スピンナーはオリジナルTOYOTAロゴをさりげなく加えるなど、細かな部分へのこだわりも。フロント足回りはロワアーム上げ加工&スタビ加工などで激低化している。


>>ラゲッジルームは仕事で使用するため、積載スペースを確保したシンプル仕上げに。フロア奥にはACC製のエアサスユニットをセット。リアはCノッチ加工やアクスル加工(30mm上げ&30mmナローなど)を施してほぼ着地を実現している。


>>ブルーカラーでレーシーに仕上げられたコックピット。シートはレカロSR(張り替え)をチョイス。ダッシュボードはアルカンターラ風にグレーペイントを施している。随所にカーボン風テイストを投入し、ステアリングはモモ・レースを選ぶなど、仕上がりはレーシーに。


>>両サイドガラス&リアガラスを埋めてパネルバン化し、ガンメタペイントを施したボディ。サイドステップはオデッセイ用を加工流用する。アンダーミラー、リアのキーホール&ゲートハンドルはスムージング。バンパー下部はクラウン用&プロボックス用を加工してサラリとオリジナリティをアピール。車高はイデアルで特注したエアサスをセットしている。


>>ホイールはUSカスタムの定番だったボイド(17×7J IN38)をセット。当時モノを新品同様に磨き上げた極上品となる。フロントはウィルウッドの4ポットキャリパーを装着し、リアはドラムブレーキなのだが……なんと、ウィルウッドにオーダーし、フロントキャリパー同色ペイント&ロゴ彫刻を施したワンオフ仕上げに!


>>ラゲッジは黒×白のチェッカー柄フロアシートを張ったシンプル仕上げ。リアガラスはヒノキ張りでオシャレに。運転席側にイデアルのエアサスキットをセンスよく取り付けている。ご自慢のお手製カスタムモトコンポをトランポする。


>>各部をブラックレザーで張り替えてクールに仕上げた運転席まわり。ビレットステアリングと8ボールシフトノブがちょいワルアメリカ~ンな雰囲気を漂わせている。シートはレカロシートをセットしてレーシーさもアピール☆


>>右のタウンエースは、フロントバンパー&フロントスポイラーやガッツミラー&ドアミラーなど、各部にラプターライナーを施してブラックアウト。ワンオフノーズブラにTOYOTAマーク刺しゅうするこだわりっぷりも光る。フロントロワアームは30mm上げ加工を施し、絶妙な低さを実現している。左のプロボックスは、フロントバンパーはマッキーズをチョイスし、モール部分にラプターライナーを施している。ロワグリルは自作。純正グリルもラプターライナー塗装。リップスポイラーはゴルフGTI用を15mmかさ上げ加工をして取り付けている。ノーズブラはオーナーお手製だとか。

【画像9枚】往年のレーサーしさを醸し出すちょいワルスタイルのプロボックス、オールドスクールなボイド履き&インテリアのタウンエース、超ロワードMサイズVAN2台の全容はココを見よ!!


『カスタムCAR』2021年12月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:プロボックス/2012年型、タウンエース/2014年型

PHOTO & TEXT/ノグチケイスケ

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