【まさに、シンプル イズ ベスト!!】純正フォルムをリスペクトした究極のシンプルフォルムが美しいZ33フェアレディZ

ポルシェグリーンでオールペンし、人気のバラマンディ&ストップテックを足元に収めるフェアレディZ・ロードスター(Z33)

       
己の美学を貫き通す純正フォルムを意識したシンプル美!!

【画像7枚】絶大人気のバラマンディ&ストップテックを履く足元、ハデ目なポルシェグリーンでオールペンするボディなど、究極のシンプル美を目指すZ33フェアレディZの詳細はココを見よ!!

2シーターのクーペとオープンのロードスター。

以上のボディ形状しか持たないことからも、Z33のフェアレディZが、走るために生まれたクルマであることがよく分かる。
だからこそ、メーカーサイドもムダを削ぎ落した獰猛なまでのフォルムを与えるのだ。

その意図を正確に汲み取ったこのオーナーは、あくまでも純正のスタイリングを生かすことを第一に考えてきた。
オーナーが投じた策は、巨大なオバフェンや過度なキャンバー角に一切頼らず、ツメ折り程度の加工のみで、スタンスらしいフェンダーとホイールのタイトな位置関係を構築すること。

幸いZ33は、アームの部分的交換を行うだけで、前後に10Jクラスのリムを飲み込めるフトコロの深さを持ち合わせている。
この恩恵を最大限に活用し、フェンダーを紙一重でかわす245/35、275/30タイヤとの組み合わせで、純正のボディラインにピタリとリムをそろえてみせた。

「スタンスの世界では、ハデなオーバーフェンダーや寝かせ過ぎのキャンバーを付けるスタイルがあります。しかし、自分たちは、基本純正のボディフォルムがカッコいいと思っています。だからフェンダー加工は、ツメ折りや微妙な叩き出しのみに留めているんです。もちろんセッティングのためのキャンバー角付けはしますが、3度以上は寝かせない。このルールの下でスタンスを極めたいんです」

こう話してくれたのは、製作に当たった神奈川・エム・コンフィデンス。
その言葉は、過激な足し算ばかりがもてはやされ、クルマ自体を美しく磨き上げることから少し離れてきた現状に警鐘を鳴らす。

そして、実は難易度が高い純正フェンダーでのスタンス美を改めて世に問うのだ。



>>オーナーの好みから、ド派手なポルシェグリーンにオールペン。低められた車高と、このボディカラーなら、道行く人の視線を集めることは間違いナシだ!


>>サイドステップはNISMO Ver.2を装着し、テールレンズもNISIMOをチョイスする。


>>リアバンパーはKオフィスをセットし、HKS SSM(スーパーサウンドマスター)マフラーを入れ、排気音にもこだわる。ちなみに、エキマニはTOMEIをセット済みだ。


>>トランクにエアタンク&コンプレッサーを2基ずつセットしたのは、レスポンスのよさを考慮してのセッティング。エアバッグのキットはACCのエアランナーをぶち込んでいる。


>>ホイールはスタンス界では絶大人気のバラマンディのピライバ、19インチ。サイズはフロント&リアともに10Jで、タイヤサイズはフロント:245/35 IN15、リア:275/30 IN15となる。


>>ブレーキはストップテックに変更済みで、フロント:6potキャリパー&380mmローター、リア:4potキャリパー&355mmローターをインする。


>>ハデ目なポルシェグリーンでおめかしし、足元のバラマンディ&ストップテックでポイントを作る美麗なスタイリング。純正フォルムを尊重したシンプル美学が圧巻だ!

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『カスタムCAR』2016年11月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:フェアレディZ・ロードスター/2005年型
SOURCE:エム・コンフィデンス、ミヤバンボディワークス

PHOTO/藤井元輔

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