【発光する箱車!!】スパロンの広いボディを生かしたエレクトロペイントの発光で強烈なパフォーマンスを見せる200系ハイエース

次世代カスタム塗料“エレクトロペイント”の発光がインパクトのある200系ハイエース

       
昼と夜で表情を一変させるエレクトロペイントでギャラリーの視線を集中!

【画像10枚】発光をON/OFFできるゴーストペイント、明暗で違う表情を見せるフォルムなど、気になるエレクトロペイントのヒミツはココを見よ!!

明るいところで一見すると、マットブラックボディにグレーのカッティングを施しただけのように見える200系スパロン。
積載&運搬+プロモーションのWワーカー仕様としては、多少インパクト不足にも思えるが、コイツの本領が発揮されるのは……。
周囲が暗くなってからのナイトシーンなのれす!
写真を見てもわかるように、スイッチONでグレーだった部分がブルーグリーンでムラなく発光し、周囲の視線をイッキにひきつける圧巻インパクトを放っていくのだ。

この仰天ワザを可能としたのは、次世代カスタム塗料として注目を集めるエレクトロペイント〝セクター〟。
「配送とプロモーションの一台二役で個々の設定価格を抑えられないか?」と新たなビジネスモデルを思案していたオーナーは、元々ラッピングを検討していたのだが、曲面や素材に左右されず、発光可能なセクターを知って即採用。
積載能力と機動力の高いスパロンをベースに、昼は足元まで抜かりなくカスタムしたボディ、夜はエレクトロペイントの光でギャラリーの視線を集中させるプロモーション能力を与えたのだ。

ちなみに、現状はデモンストレーション用として、フロントバンパーはギブソンのグラファム・デュオを装着。
今後はインテリアカスタムへと着手し、最終的にはフレーム発光で視線を惹きつけたウインドーをスクリーンとして、プロジェクター投影を計画中とのこと。
積載能力とボリュームあるボディを生かした前代未聞のワーキング箱車として活躍すること間違いナシだろう。

発光のアピール力は、無限大の可能性を秘めているので、街中を走る箱車がエレクトロペイントでプロモーションする姿が当たり前となる日も近い!?





>>配送に使用することから車高こそノーマルをキープしているが、エアロにギブソン+415コブラをまとったマットブラックボディでワーキング箱車と思えないオリジナリティあるスタイルを表現。なお、セクターによる発光部は個々のロゴやラインが細かくON/OFF可能となっているため、ナイトシーンでのイメージも変幻自在だ。




>>国内では販売されていない海外仕様のキャンディレッド仕上げとなる415コブラ「バッドラッカー:D毒牙」(20×8.5 IN34)のレア度に加え、エレクトロペイントを施したキャリパーカバーで足元の存在感もアップしている。




>>シーンに応じてON/OFFをアピールできるゴーストペイントを採用。発光部の上にマットブラックを重ねることで、消灯時はロゴの存在を一切感じさせず、点灯時のみ、ロゴを際立たせるギミックとなる。なお、応用ワザとして、導光性のある塗料の重ね塗りにより、消灯・点灯のカラーチェンジも可能となっている。




>>エレクトロペイント“セクター”の魅力は、ベース素材や形状を選ばないフレキシブルさ。また耐湿・絶縁保護でトップ層に使用するクリアコートへ導通性を持たせているため、複雑なロゴでも光らせたい部分だけペイントすればOKなのだ。リレーやプログラム処理追加でアニメーション点灯なども可能となるスグレモノだ。




>>スーパーロングの広大な面積を有効活用し、ペイント部への通電で、ムラなく発光させることが可能な次世代カスタム塗料“エレクトロペイント”。昼夜問わず、驚異的にアピールできるマシンへとモディファイされている。

【画像10枚】発光をON/OFFできるゴーストペイント、明暗で違う表情を見せるフォルムなど、気になるエレクトロペイントのヒミツはココを見よ!!


『カスタムCAR』2016年6月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・スーパーロング・バンDX/2016年型
SOURCE:FLEXハイエース東大阪店、ラブラーク(415 COBRA)、KiiVA

PHOTO/南井浩孝 TEXT/四馬力

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