【ダウングレードの妙!】NーBOX カスタムを黒バンパー化でマイルド&キュートなアウトドアルックにメイク☆

黒バン&グリルガードでオフロード感溢れるNーBOXカスタム

       
イカついフェイスがマイルドに!
アウトドア感あふれる軽ワゴン登場!!

【画像8枚】趣味の釣りを楽しむ内装メイク、気になるリアのヒッチカーゴ、低グレードバンパーの正体など、黒バン軽ワゴンの詳細は今すぐココから見てね〜☆

NーBOXカスタムに、カスタムベースとしての実力をまざまざと見せつけてくれた個性派モディファイを実行したのがこのクルマ。
元々はシャコタンのクルマで大好きな釣りに行っていたそうだが、あるとき、道路の陥没か所でエアロをガッツリ破損してしまい、修理を諦めてNーBOXカスタムにチェンジ。
そのときに打ち立てたコンセプトが「釣り仕様のリフトアップ」だった。

エクステリアの最大のポイントは、もちろん黒バンパー。
ベース車はターボ仕様なのだが、あえて低グレードであるノンターボモデル(前期型)のバンパーを用意し、マットブラックで塗装。
さらにジムニー用のグリルガードを加工して取り付けたフェイス回りは、狙い通りのアウトドア仕様に大変身となった。
ストックのいわゆる、「Custom」と名付けられた車種に特徴的なメッキパーツなどで装飾された顔とは違い、マイルドな顔つきに変貌させている。

同じく、リアも前期型のバンパーにスワップし、マットブラックでペイント。
サイドステップ部分にもラッピングを施し、ボトム回りを全周マットブラックで統一。
このまま商用車として販売されていそうな軽ハイトワゴンとなった。

コンセプトの釣り仕様も3cm程度リフトアップした足回りやタイヤにこだわりをみせ、アウトドアでの走破性を高めている。
インテリアもアウトドアにぴったりな岡山デニムのシートカバーやシーリングにロッドホルダーを完備。

どんなポイントでも乗り入れることができ、車中泊もOKなこの1台。
オーナーの願いをすべて叶える釣り仕様の完成となった。



>>釣りのスポットに着いて仮眠を取るために、車中泊での快適性を求めたのが内装のポイント。岡山デニムを使ってワンオフしたシートカバーはアウトドア仕様のN-BOXカスタムにもピッタリの内装コーデだ。


>>天井には釣り仕様ではお約束のロッドホルダーもしっかり完備している。


>>釣り道具から車中泊のアイテムまで、大量の荷物はリアに設置したヒッチカーゴに積み込む。


>>コンテナボックスの中には、さまざまな釣り道具などが満載! その分、車内はスッキリしているので、広々とした状態のままで車中泊ができるゾ。


>>足元にはS660用のホイールをチョイス。純正の14インチから1インチ大きいので走破性もアップ! 加えてオープンカントリーのR/Tをチョイスした。オンでもオフでもいける足元をアレンジしている。


>>軽ハイトワゴンの「Custom」は、どの車種もメッキを基調とした派手な顔が特徴的。しかしこのクルマは、メッキパーツや過飾パーツをあえてノンターボモデルに装着されているフォグなしバンパー+ツヤ消し黒塗装を施し、ベースの派手感を見事にかき消している。黒パーツを投入することで、アウトドアルックを手にしているのだ。


>>ヘッドライトには3Dアクリルバーを用いたライツのヘッドライトユニットを投入。ジムニー用のグリルガードやPIAAのフォグランプなどを装備したフェイス回りは、アウトドア色が濃厚に出ているのも特筆すべきところだ。


>>オーナーは大のホンダファンだとか。「ホンダ一筋でシビックタイプRの車検に行ったら、N-BOXカスタムがあって、試乗したら気に入ってしまい乗り換えました!」。


『カスタムCAR』2019年11月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:N-BOX Custom/2015年型

PHOTO/高原義卓 TEXT/土田康弘

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