【この60ランクルちょっと小さいぞ?】パジェロミニをミニマルランドクルーザーに顔面整形!

       
JB64ジムニーの登場やアウトドアブーム、さらにはSUVチックなスーパーハイトワゴンの登場などで前例のない盛り上がりを見せる軽SUV市場。そんな中「ジムニーだけが主役じゃない!」とばかりに、オートリアルが製作したのこちらの1台。
オートリアル(東大阪)は、コンプリートカー販売などに強いカーショップであり、先代のハスラーをJeep風に変身させるボディキットや、JB23ジムニー用のカスタムパーツで有名なアフターパーツメーカー。そんな流れを汲み、同社の新作パーツとなる角目4灯フロントグリルとオーバーフェンダーを取り付けて完成させたのがこのパジェロ・ミニベースのカスタムカー”H60 ランドクルーザー ミニ”というワケだ。



ベースカーはパリダカでも有名な三菱の四駆“パジェロ”をギュッと小さくし、排気量660ccの軽SUVとして送り出されたのがパジェロ・ミニ。そんなミニマムSUVを60ランクル風フェイスキットでネオクラルック仕上げたというワケ。なおキットの適合車種は2代目前期にあたるH53/H58型(’98年10月〜’08年8月まで販売)。




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角目4灯のモチーフは60系のトヨタ・ランドクルーザー。当時、60系ランクルは北米を強く意識していたと言われ、角目4灯になったパジェロ・ミニの顔からは、オールドアメリカンな雰囲気が漂っているのも納得。デモカーはフロントバンパーをワンオフし、メッキのカッティングシートでラッピング。それから、ヘッドライト周辺やグリルフィンにメッキ風アレンジが入り、古めのUS感がさらに高められているのも見逃せない。


細かい部分では、ノーズをスッキリと見せるためにターボ用のダクト付きボンネットからNA用のダクトなしに変更。さらには純正リアバンパーにはチッピングペイントが施され、背面タイヤのブラケットをワンオフしてこのサイズのタイヤがセットできるようにしている。



『カスタムCAR』2020年6月号掲載
BASE CAR:パジェロ・ミニ 2004年型
SOURCE:オートリアル

PHOTO/南井浩孝

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