驚愕のビッグパーツと色鮮やかな箱ペイントの融合で、迫力満点のエクステリアを作り上げた。筒出しや抜き加工を多投し、ディテールも抜かりなく仕上げている。 大胆な造形の鏡面大型パーツが目白押しのキャブ回りで、ひと際異彩を放っているラッセル戻しバンパーは、超大型フラッグポールや星や菱をはじめとした抜き加工、計8か所のアンドンスペースで迫力と華麗さを両得。多重構造の鉄仮面との相性も抜群だ。トップは、キャブロケットを筆頭に、筒出しを備えたバイザーや3Dタイプのミラーステー、12角の筒出しを並べたブレ留めなど前衛パーツのオンパレードで超絶スタイルを披露する。
一方の荷台回りは、3面すべて異なるモチーフが描かれた箱3面ペイントに注目。これは多くのアートファンを楽しませたいオーナーのサービス精神の表れだ。ほかにも、角パイプ4本仕様の煙突マフラーや、緑のカラーパネルと青のマーカーでアレンジしたサイドバンパー、18発の角テールを深掘りでセットしたリアセクションなど見どころ満載。
また、箱前方最上段&バイザーの上に装飾した丸棒の王冠風パーツや、ボディハシゴの精緻な抜き加工も見逃せない。まさに見る者を飽きさせない贅沢三昧の1台と言えるだろう。
【写真6点】筒出しや抜き加工を多投。カミオン2013年5月号トップアートをもとに再構成