特徴的なテールフィンとリアエンジンが魅力 コンテッサ900S 3

日野 コンテッサ 900S

       
HINO CONTESSA 900S
日野コンテッサ900S


特徴的なテールフィンと、ルーフからリアウインドーのラインも個性的。デザイン、メカニズムともに個性的なところがコンテッサの魅力といえるだろう。





日野コンテッサ900S(PC10型) 64年式

●全長3805㎜●全幅1475㎜●全高1415㎜●ホイールベース2150㎜●トレッド前/後1210㎜/1200㎜●最低地上高205㎜●室内長1600㎜●室内幅1230㎜●室内高1175㎜●車両重量770㎏●乗車定員5名●最高速度120㎞/h●登坂能力sinθ0.33●最小回転半径4.3m●エンジン型式GP型●エンジン種類水冷直列4気筒OHV●総排気量893㏄●ボア×ストローク60×79㎜●圧縮比8.0:1●最高出力40PS/5000rpm●最大トルク6.7㎏-m/2800rpm●変速比1速3.7/2速2.27/3速1.50/4速1.04/後退3.70●最終減速比4.556●燃料タンク容量32ℓ●ステアリング形式ラック&ピニオン●サスペンション前/後コイルバネ・ウイッシュボーン/コイルバネ・スイングアクスル●ブレーキ前後ともリーディング・トレーリング●タイヤ前後とも5.50-14-2PR●発売当時価格64.8万円



ダッシュ回りはデラックスなどと共通だが、Sでは4速フロアシフトとセパレートシートが採用され、よりスポーティな装備となった。

 

セパレート式のS専用シート。4速フロアシフトとレバー式のサイドブレーキは操作しやすい位置に配置されている。

 

ドア内張りは、本来はドアの下側のような赤色だったが、日に焼けて茶色に変色している。



ステアリングの右側には、メインのキーシリンダー、ライト、ワイパーとフォグランプのスイッチが配置される。

 

ダッシュボード上には大型の灰皿が設置され、ラジオ、ヒーターがセンターコンソールに装備される。



掲載:ノスタルジックヒーロー Vol.141 ノスタルジックヒーロー2010年10月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Hachimaru Hero/編集部 photo:Satoshi Kamimura/神村 聖

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