ホンダ|レーシングエンジン並みの高回転スポーツユニット|高性能テンロク全盛期 Vol.4|駆け抜けるテンロク

ホンダが誇る高回転スポーツDOHCユニットと搭載車たち。

       
【高性能テンロク全盛期 Vol.4】

Vol.【3】から続く



 ホンダも1984年11月にZC型と名付けられたテンロクのDOHC16バルブエンジンを送り出し、話題をまいた。搭載するのはワンダーシビックとCR‐Xに加えられたSiだ。
 これに続く4代目のグランドシビックは1989年秋に画期的なテンロクエンジンを搭載している。可変バルブタイミング・リフト機構のVTECを採用したB16A型DOHCエンジンだ。NAエンジンだが、リッター当たりの出力は100psの大台を超えた。

03 HONDA / ホンダが誇る高回転スポーツユニット

 1984年11月、1590ccのZC型DOHC16バルブを送り込んだ。1989年9月に画期的な可変バルブタイミング・リフト機構のVTECを採用したB16A型をテンロクの仲間に加えている。これに続くスポーツシビックではパワーアップを敢行。6代目のミラクルシビックでは進化型のB16B型DOHC・VTECエンジンを積むタイプRも登場する。185ps/8200rpmはレーシングエンジン並みの性能だ。





ZC型 DOHC16バルブエンジンなど【写真7枚】


高性能テンロク全盛期 Vol.【5】に続く


初出:ハチマルヒーロー 2013年 8月号 Vol.022(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

関連記事:高性能テンロク全盛期

関連記事:駆け抜けるテンロク

TEXT : HIDEAKI KATAOKA / 片岡英明

RECOMMENDED

RELATED

RANKING