【3】から続くロータリーピュアスポーツとして登場した2代目RX-7も生産終了からすでに30年以上が経過。カスタムの世界では徐々に姿を消しつつあるFC3Sを三好自動車がスポーツテイストを盛り込みアップデート。まだまだ現役で楽しめる!
【1989年式 マツダ サバンナRX-7 GT-X(FC3S)vol.4】
声をかけてくるのは「ほとんどが父親くらいの年齢で、私がオーナーだと分かると驚く人も多いですね」というオーナー。
幅広い年齢のクルマ好きと交流も深まり、知識も増え、さらにカーライフが楽しくなったというオーナー。このクルマを所有し続けるために仕事も頑張らないと、という気持ちも芽生え、すべてが充実しています、と語る。
今後は仕様だけでなく、知識も含めて、さらに本物へと近づきたいと語る。レーシングビートの存在を後世にまで伝えるアンバサダーとして、長く所有し続けてほしいと切に願う。
>> 【画像18枚】足まわりは36段減衰力調整式のIDEAL製トゥルーヴァ車高調。バネレートはフロントが9㎏/㎜、リア後が6㎏/㎜のセットだ>> ラジエーターシュラウドは三好自動車オリジナル。
>> 前置きインタークーラーを装着したことで、本物と同じフラットボンネットの取り付けが可能になった。パイピングの取り回しも美しい。
【1】【2】に続く 主要諸元 Specifications
89年式 サバンナRX-7(FC3S)
■ボディ:8点式ロールケージ、フロントメンバーサポート、RE雨宮製フロントタワーバー
■エクステリア:レーシングビート仕様ラッピング、RE雨宮製フロントバンパースポイラー/サイドミラー、R-Magic製サイドステップ、前期リアコンビネーションランプ、レイブリック製ヘッドライト+IPF製LEDバルブ
■エンジン:13B型(654㏄×2ローター)サイドサポート加工、250ps/30㎏-㎠(過給圧0.9㎏/㎠)、トラスト製プロフェック
■吸排気系:トラスト製エアインクス、φ70㎜柿本改ステンレスマフラー
■冷却系:トラスト製アルミ2層ラジエーター、三好自動車製インタークーラー
■駆動系:マツダスピード製クラッチ/フライホイール、OS技研製LSD
■燃料系:SARD製燃料ポンプ
■制御系:社外コンピュータ、トラスト製プロフェック
■サスペンション:IDEAL製トゥルーヴァパ車高調(F)9㎏/㎜(R)6㎏/㎜
■ブレーキ:DEXELローター+IDIパッド
■タイヤ:ハンコックヴェンタスV12evo(F)215/40R18(R)235/40R18
■ホイール:ENKEI RS05RR 18×9J +35
■インテリア:Greddyステアリング、BRIDE×Greddyコラボバケットシート(運転席)、FC3Sアンフィニ用バケットシート(助手席)、シュロス製4点式ハーネス、日本精機製Defi製メーター(ブースト、油圧、油温)、Pioneer FH9400カーナビ
【1】【2】から続く初出:ノスタルジックスピード 2020年 2月号 vol.23
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
1989年式 マツダ サバンナRX-7 GT-X(全3記事)関連記事:マツダ関連記事:サバンナRX-7