第3回 プリンスの丘自動車ショウ【2】日本自動車殿堂歴史遺産車認定された510ブルーバード! 元は解体寸前の個体だった?

日本自動車殿堂歴史遺産車認定された510ブルーバード

       
東京都武蔵村山市にある、イオンモール武蔵村山の特設会場にて6月2日、「第3回 プリンスの丘自動車ショウ」が開催された。そんな特別な場所で開催されている「プリンスの丘 自動車ショウ」は、かつて村山工場で生産されたクルマをはじめとするダットサン/プリンス/日産車が「里帰り」するという趣旨のイベントなのである。今回はその里帰りしたクルマの中から、気になる個体をピックアップ。
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1970年式 日産 ブルーバード 1600SSS クーペ

サファリブラウンのボディーカラーの510クーペに乗るのは、オーナーのS・Sさん。学生時代には自動車部に在籍していたというオーナーが、このクルマを購入したのは今から40年ほど前。

実はこのクルマは、当時オーナーがよく出入りしていたという日産ディーラーでスクラップ寸前の下取り車となっていた個体だ。現状販売だったが状態は良かったそうで、その後はラリーなどのモータースポーツイベントなどにもこのクルマで参加しているそうだ。

10年前にフルレストアを施しており、オリジナルと同色のサファリブラウンに塗られた外装も程度良好だ。

このクルマは長い年月を共に過ごしてきたタフな相棒だとオーナーは語ってくれた。



>>同イベントでは、日本自動車殿堂歴史遺産車に認定された510ブルーバードの表彰が行われたほか、それを記念したトークショーに登壇したオーナー。510愛を存分に語ってくれた。

【画像22枚】村山工場跡地に「里帰り」したダットサン/プリンス/日産車の名車たち

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