天井高5.5m! 型枠大工のオーナーが自らの技術を活かして作り出したガレージの基礎|旧車オーナーのガレージ道楽 04【2】

車両乗り込み型の油圧リフトを備えるベンドパックの四柱カーリフト。限られたスペースに車両2台を駐車することができる。オイルポンプを駆動する電源は200Vが基本だが、個人宅にも設置しやすい100V対応商品もラインアップされている

約3年の構想を実現させ、自宅にマイガレージを新築したオーナー。本業の技術も生かされたガレージは、天地スペースを増築することで容積を拡大。さまざまな創意工夫が施された夢の空間なのである。

【旧車オーナーのガレージ道楽 04 Vol.2】

【画像30枚】油脂類も豊富にストックしておけるのがガレージを持つことのメリット。オーナーの愛用銘柄はMoty’sだ。サーキット走行に備えてオイル交換することもしばしば

写真を見てもらえば、ガレージの周囲に高さ約1.5mのコンクリートでできた基礎が築かれているのが分かると思う。それこそオーナーが型枠大工としての技術を生かして作り出した、ガレージの土台部分だ。

その上にカクイチというメーカーが販売している鉄骨+ブレース構造のガレージハウスを載せて、しっかりと固定。ガレージハウスの軒高が4mなので、コンクリートの基礎部分と合わせて約5.5mの高さを持つガレージができあがったわけだ。
【3】に続く


>>作業台には卓上ボール盤や万力、ハンドツールなどを用意。プラグの清掃など、軽作業を行うことが多い。


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初出:ノスタルジックスピード vol.024 2020年4月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

旧車オーナーのガレージ道楽 04(全7記事)

TEXT:HIDEO KOBAYASHI/小林秀雄 PHOTO:MOTOSUKE FUJII(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ) COOPERATION : MIZUKAMI AUTO/水上自動車工業

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