4月12日〜4月14日に開催されたオートモービルカウンシル2024の会場には、今年で誕生50周年を迎えたフォルクスワーゲン ゴルフを記念した特別展示が行われた。
フォルクスワーゲンゴルフは、1974年に初代が誕生した。フォルクスワーゲンはそれまで、1941年に誕生した「タイプ1」を長らく生産し続けていたが、60年代後半になると設計的な古さが見られ、後継車種の開発を開始。後のゴルフ誕生につながった。
誕生から半世紀にわたって人々に愛されてきたゴルフ。今回の特別展示では、歴代モデルの中から5台が会場に展示。カーデザインの巨匠ジウジアーロがデザインを手掛けた初代から、最新の8世代目などが集結した。
【画像10枚】半世紀にわたって人々に愛されてきたゴルフ。会場に展示された全5台の画像はこちら 初代ゴルフ E
1930年代から生産が続けられてきた「ビートル」ことタイプ1に変わる新たな大衆車として開発された初代ゴルフ。デザインを担当したのは、カーデザインの巨匠としてその名を轟かす、ジョルジェット・ジウジアーロ。当時ジウジアーロが得意とした平面が強調されたスタイリングでデザインされた初代ゴルフは、機能性と走りの性能を併せ持ったコンパクトハッチとして人気を博した。
2代目 ゴルフ GTI
高い実用性を誇るハッチバックボディは初代から引き継ぎ、さらに性能を強化。スポーツカーに代わる存在としてもてはやされた「ホットハッチ」ブームを牽引する存在として人気を博した。コンパクトで洗練されたスタイリングは、現代の若い世代にも人気。まさに世代を超えて愛される名車だ。
8代目(現行型)ゴルフ TDI Rライン
ゴルフのスタイリングの特徴であるCピラーのデザインを大切にしながら、フロントマスクは精悍な面持ちに仕上がっている8代目のゴルフ。
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