クルマ好きマスターが営む店は、地産地消にこだわった和食膳レストラン|ハチマル車が集うレストラン【3】

リアスポイラーはGTS-Rタイプで、サイドステップやリアアンダーも装着する

R31乗りのマスターが美味しい料理を提供してくれる洋食屋。クルマ好きの間ではちょっとした有名店で、休日となれば多くのハチマル車が店頭に並ぶ。そこは和食レストラン・キャニオン。クルマ好きたちが食を楽しみくつろげる、憩いの場だ。

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こんなクルマ好きであるマスターが本格的に店を任されるようになったのは、約4年前から。他店での修行期間を経て15年ほど前からキャニオンで働くようになったが、当時は他店と掛け持ちだったため、実際にマスターとなったのは約4年前からということになる。

このようにしてマスターとなったキャニオンでは、お膳で提供する定食スタイルを基本としている。これは「バランスよく食べていただきたいので、主菜、副菜、前菜、汁物をひとつにした和食膳でお出ししているのです」

また。食材にもこだわっており、野菜はすべて地元産、お米は同地区の親戚が生産している献上米を使うなど、地産地消に努めているのだ。
【画像20枚】社会人になって初めて購入したのが、このR31。もとはブラック/シルバーの2トーンだったが、シルバー部分が劣化したことを機に上部と同じブラックに塗装した。ジューシー&肉厚のポークソテーも評判メニューだ

1996年式 GPZ900R Ninja



80年代後半から90年代前半にかけて圧倒的な人気を誇り、現在も熱狂的なファンが多いNinja。マスターも、その男らしいスタイリングと存在感にほれ、21年前にフルパワーのヨーロッパ仕様を新車で購入した。アンダーカウルを外したスタイリングは当時の走り屋っぽい仕様。ハンドルもセパハンではなく、コンチハンに交換されている。



>>当時のNinjaのマフラーといえば、KERKERやデビル管などが定番だった。しかしマスターはアサヒナレーシングをチョイス。シンプルなデザインがカッコいい。


1987年式 トヨタ コースター



四角いボディとホワイト/ブルーのボディカラーが昭和感満点の87年式コースター。これは前マスター(父)の時代から使っているワンオーナー車で、最近のマイクロバスのようにスタイリッシュではないけれど、それがまたキャニオンの雰囲気にマッチしているのだ。今でも現役で、団体客を送迎するのに活躍しているという。

【4】へ続く

初出:ハチマルヒーロー2017年7月号 vol.42
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

ハチマル車が集うレストラン(全5記事)

TEXT : Rino Creative/リノクリエイティブ  PHOTO:AKIO HIRANO/平野 陽

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