アイコニックカラーのムーンイエローのセリカも登場!|32nd ムーンアイズ ストリート カー ナショナルズ【1】2018年

ムーンアイズのテント横にディスプレーされた、ムーンカラーのセリカと51クラウンHT

       
【イベント振り返り2018年 ストリート カー ナショナルズ Vol.1】

●2018年5月20日/東京都江東区・青海臨時駐車場


 日本にアメリカンカスタムの文化を根付かせた記念碑的イベント、それが横浜のムーンアイズが主催する「ストリート カー ナショナルズ」だ。1987年の開催から数えて通算32回目となった今回も、会場となった東京・お台場には早朝から多くのエントリーカーと多くのギャラリーが詰めかけ、大にぎわいを予想させる出だしとなった。その予感はものの見事に的中し、今回の参加台数は史上最大規模の1200台にまで膨れ上がり、参加車を会場に入れるだけでも大変なくらいの盛り上がりを見せたのだった。

 これに加えてパーツやアパレル、アンティークの物販を行う145軒のスワップミート、クルマのボディや小物に筆で文字やイラストを描く20名のピンストライパーがそろい、会場内はどこもかしこも満員御礼となって大変にぎやかなムードに包まれていた。

 この会場で旧車といえば、国産車のみならずアメリカンカーも含まれるわけで、特に今回は32回目を記念して、同じ「32」の数字を持つ名車、1932年式フォード・モデル_bの特別展示も開催。ホットロッドと呼ばれるアメリカンのジャンルの中でも屈指の人気を誇り、ジョージ・ルーカス監督の映画「アメリカン・グラフィティ」にも登場したことからファンの多い同車と、記念写真を撮るギャラリーが多かったのが目についた。

 すれ違うだれもがフレンドリーで、見るものすべてがアメリカン。好天にも恵まれ、参加者も来場者も楽しい気分で過ごせた、最良の1日だったことは間違いない。

>> 【画像36枚】カスタムの祭典に集合した、アメリカ志向のクルマたち。 「ネットで見つけて買いました。252プレジのパーツが意外と使えます。直列6気筒の3Lエンジンですが、マニュアル3速なので高速がしんどいです」と、オーナーならではの悩みを語ってくれた72年式プレジデントなど



だれもがお買い物したくなるムーンアイズのブース。記念Tシャツなども含め、多くの来場者で賑わっていた。






カスタムの殿堂を彩った、アメリカ志向の旧車たち



【2】に続く

初出:ノスタルジックヒーロー 2018年8月号 Vol.188
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

32nd ムーンアイズ ストリート カー ナショナルズ(全2記事)

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text & photo:AKIO SATO/佐藤アキオ cooperation:MOONEYES/ムーンアイズ http://www.mooneyes.co.jp

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