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準備は万全に整った。CRSラリー号が待望のサーキットデビューを飾る!!【画像33枚】ここで紹介するCRSラリー号の全貌はもちろん、CRSのドリフト号まで、CRSのスポーツ走行ハイエースの歴史はココを見よ!!ハイエースの専門店として、全国の主要都市に5店舗展開し、200系ユーザーから絶大なる人気を獲得する
CRS。
アグレッシブなロワードスタイルやワイルドなアゲスタイルはもちろん、ハイエースカスタムの常識を覆すようなメニューまで、多様なカスタマイズに合わせたノウハウを併せ持つ、伝統と信頼のあるショップだ。
そんな
CRSが“ラリー”というモータースポーツの世界へ、ハイエースでの参戦を公言したのは2023年の夏のこと。
過去にはドリフト走行をするトリッキーなハイエースを製作するなど(気になる
CRSのドリフト号は、
【02】「CRSといえば、ハイエース・ドリフト号」にて詳しく解説!!)、本気でスポーツ走行をするハイエースの製作も得意とするなど、これまでに培ってきたノウハウを最大限に投入したラリー仕様のハイエースを着々と作り上げていたのだ。
そんな、
CRSのラリー号が完成し、某日、関東近郊のサーキットにて、シェイクダウン!
その様子をしっかりカメラにおさめてきたのでぜひチェックしてほしい!!
ちなみに、ラリーといえば、ダート路面のグラベル走行をイメージしがちだが、
CRSが参戦予定としているのが、舗装路面のターマックステージ。
なので、足回りはダート路面対応のアゲ仕様ではなく、ローダウン仕様の足回りとなるので、これまた
CRSのノウハウを存分に発揮できるレギュレーションでもあるのだ。
マシンメイクは、ドリフト号などでハイエースの走りを鍛え上げてきたノウハウをフル注入し、機能美あふれるレーシングスタイルへと仕上がっている。
さっそく、サーキット内を全開走行するCRSラリー号。
凄まじいスキール音を鳴らし、タイヤは白煙をあげ、全速でコーナーに突っ込む200系ハイエースの勇姿はハンパない!!
なお、2024年内でのラリー競技の参戦予定はなく、2025年に競技参戦を予定しているとのことだ。
(
CRSラリー号の最新情報は、
CRSの
HP等でアナウンスするのでチェック!!)
CASTレーシング、トヨタ車体に続く、
CRSのハイエース・ラリーマシン。
これからの活躍が非常に楽しみな1台だ!
>>某日。関東近郊のサーキット場にて、シェイクダウンは実施された。当日は、時折雨が降り注ぐなか、テストドライバーとして搭乗したサンコーワークスの喜多見代表が、全開でコーナーを攻めまくる! そのハイエースとは思えない挙動と豪快なスキール音がサーキット内に響き渡った。
>>ボディに描かれた強大なessexの文字が強烈なインパクトを与えるフォルム。ハードな走行を主とするラリーは、舗装路のターマックでもフロア下にダメージを受ける可能性が高いため、アンダーパネルを装着している。
>>赤×白×黒カラーを纏うエクステリア。ラリーマシンというよりも、レーシーで躍動感のある雰囲気が特徴的なフォルムだ。
>>ラリーといえばダート路線のグラベルのイメージが強いと思うが、
CRSの参戦予定はターマックステージ(舗装路面)。そのため、車高を上げたフォルムではなく、3インチロワードのレーシーなスタイルに仕上げている。
>>ハイエースのフットワークにも定評のある
CRS。足回りのフロントセクションは、トーションバーやバンプ、ジオメトリー補正などには性能と信頼性の高さで玄武を使用。ショックは
CRSオリジナルの14段調整のネオチューンを投入している。
>>玄武のダウンブロックなどにより、3インチのロワードを敢行。リーフスプリングはワゴンリーフ×サンコーワークス・ベアリングブッシュをセレクトしている。
>>本番のラリーでは、使用するタイヤもレギュレーションで厳密に定められているため、タイヤに合わせてホイールを履き替える。なので、通常時はスタイリングを重視し、EL-17を装着する。
>>車内で強烈なインパクトを与えるのが車体の剛性を確保するロールゲージ。ラリーのレギュレーションも考慮しなければならないため、ハイエースでのラリーの先駆者であるサンコーワークスが製作を担当。トラクションを稼ぐためにラゲッジ後方にはスペアタイヤを設置している。
>>ヘビーなラリー走行時の剛性を確保する18点ロールゲージ。ダッシュ貫通式となり、一部は後席スライドドアのステップ部に溶接されている。
>>シートにはブリッドのヘッドガード付きフルバケットシートを装着。ラリーにおける攻め込んだ走行時のホールド性や乗員保護も考慮したチョイスとなる。
>>ラリー走行に欠かせない油圧式サイドブレーキを装備。コーナーリング時に車体の姿勢作りができる体制を整えている。
>>ドライビングポジションに最適化したディープコーンのステアリングを装着。フロントウインドーへの映り込み対策として、ダッシュボードはスエード張りとしている。
>>インパネまわりには、視認性重視でブーストメーターやタコメーターを装備。ベース車両となるDXのディーゼルターボでのスポーティな走行に必要となる水温や油温、油圧計も備え、レーシーな雰囲気となっている。
>>ラリーコンピューターやインカムなど、ラリー走行に必要な専用パーツを装着する室内。ハードな走行にも耐えうる装備を構築していく。
>>今回はシェイクダウン走行ということで、ドライバーにはサンコーワークスの喜多見代表(写真左)を指名。なお、ラリー本戦では、ドライバーには秋浜紘治氏が乗車し、コドライバーは福田智治氏(写真右)が務める予定だ。
【画像33枚】ここで紹介するCRSラリー号の全貌はもちろん、CRSのドリフト号まで、CRSのスポーツ走行ハイエースの歴史はココを見よ!!SOURCE:
シーアールエス大阪、
エセックス事業部【02】「CRSといえば、ハイエース・ドリフト号」へ続く