【まさかのベースをロー&ワイドに激変!!】ワイドボディ&地を這うフォルムがド肝を抜くインパクトを放つアウディ A1

ワイドボディ&地を這うフォルムを手に入れたアウディのエントリーモデルでもあるA1

       
コンパクトボディに究極の低さとワイドさを授けよ!

【画像5枚】攻撃的な足元をサポートするエアフォース、ワイドルックを加速するエアロワークなど、地を這うローフォルムを手にしたアウディ A1の全貌はココから明らかに!!

カスタムのベース車両としてはレアな部類に入るであろうアウディA1に対し、唯一無二のリベット留めオーバーフェンダーを組み込んだ攻めた1台がコレ。

ホイールベースが短いだけに、ワイドボディから得られるインパクトはハンパなく、エアサスを駆使したベタベタのローフォルムと相まって存在感をアピールしている。

そんな同車のカギを握るのは次世代のエアサスを標榜する「エアフォース」で、電磁バルブや加圧センサーといった補器類をコンパクトなアルミボディに集約。

これらを手元のリモコンを介してデジタルコントロールし、直感的かつスマートに理想のフォルムを瞬時に得ることが可能なため、個性の獲得に絶大な効果を発揮するのだ。

ちなみに、片側で10cm近く拡幅化を実現するリベット留めのブリスターフェンダーは、カスタムを手がけたフェッセルがワンオフして仕上げたもの。

組み合わせるホイールは、フロント:10.5J IN20、リア:10.5J IN34という、前後ともにマイナスのインセットをもつシーカーGX。
フルボトムさせた時点でフェンダーがリム面に乗るアウトリップ仕様となる。

これを実現するため、ホイール位置の偏心を軽減するアクスル加工に加え、シャシーとドライブシャフト干渉を回避させるCノッチまで気合のフル投入。

一切の妥協を排し、理想形を追い求めることで、ある意味、A1離れしたアグレッシブなスタイルを獲得しているのだ。



>>ガレージベリーのフロントのリップスポイラーは、ルーフカラーに合わせたブラウンで、マットブラックでラッピングしたボディにアクセントを与えるツートーン仕上げ。スリットデザインのノーマルに対し、編み目の粗いハニカムグリルで精悍なフェイスも獲得している。


>>ノーマルフェンダーを大胆カットしたうえで、リベット留めしたオーバーフェンダーが、非日常的な筋骨隆々フォルムを生み出しているリアビュー。ゼロからデザインしたというオーバーフェンダーに加え、全体のフォルムと整合性を持たせたサイドステップもフェッセルの一品モノだ。


>>車高コントロールが自由自在なエアフォースを駆使し、日常的な走行性能に加えて、パンパンに引っ張ったサイドウォールとアウターリムのすき間にフェンダーが食い込むアウトリップを実現! 度肝を抜くインパクトを放っているのだ。


>>ラゲッジスペースには、エアサスの心臓部といえるプレッシャーセンサーシステムやエアタンク、コンプレッサーなどが理路整然とセットアップされており、専用リモコンで遠隔操作可能となる。このスタイリッシュかつ直感的な操作性は、デジタル化されたエアフォースならではのアドバンテージとなる。


>>アウディが世に送る車両の中でも、エントリーモデルとされるA1。そんなベースに目をつけ、ワイドボディ&地を這うフォルムを授けたスペシャルマシン。その低さは、見る者に強烈なインパクトを与える。

【画像5枚】攻撃的な足元をサポートするエアフォース、ワイドルックを加速するエアロワークなど、地を這うローフォルムを手にしたアウディ A1の全貌はココから明らかに!!


『カスタムCAR』2018年9月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:アウディ A1/2011年型
SOURCE:JATSエアフォース事業部、Fessel

PHOTO & TEXT/塩谷佳史

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