【HIACE of the WORLD Part 1】ピックアップ化+どれひとつとして純正と同じ開き方をしないドア(笑)! 南アフリカの200系ハイエースに刮目せよ!!

南アフリカでも大人気な200系ハイエース

       
ピックアップ化にスーサイドドア化!
超絶カスタムを集結したHiレベルな200系!!

【画像6枚】南アフリカのハイエースのカスタム事情やフルロックフォードでキメたベッド上のオーディオ、どれひとつとして純正と同じ開き方をしないドア群など、さらなる詳細はココをチェック☆

「南アフリカにスゴい200系がいるらしい」というネットのウワサを元に、本誌の誇る情報網を駆使し、たどり着いたのがこの200系ナローだ。

ウワサに違わぬ超絶カスタムの200系で、まず触れなくてはいけないのは、ピックアップ化だろう。
Bピラー後ろで大胆にブッた切り、フロントシート以降のシートは潔く排除し、広大なベッドスペースとしている。
そのベッドも単なる荷物置き場にはせず、フルでロックフォードで組み上げたオーディオスペースとし、見事なショーモデルとして作り込んでいるのだ。

リアゲートは2分割し、上半分をリアウインドーとして再生してハッチゲート化、下半分はそのままリアゲートとして使用するが、片開きとしたのがポイントだ。

ボディを切ってしまったため、必然的に剛性が弱まってしまうが、リアシャーシをラダー式フレームで補強し、剛性を高めているのも見どころ。

さらに、フロントドアはスーサイド化し、インナー部はドアパネルごと作り直してスピーカー類をギャラリーに魅せることに成功している。

気になる足回りは、トヨタ・クレシーダのサスペンションを移植し、20×フロント:9J/リア:10.5J(5H)をスラムド状態でキャンバーが付くようにオリジナルのエアサスでセット。

顔面はS.A.Dカスタムジャパンのスティンガーエアロを加工し、全身をキャンディレッド+フレーク増し増しでオールペン!

どこを取っても超ハイレベルな200系。日本でぜひ見たい(笑)!



>>シートはBMWの本革を使用してリデザイン、ダッシュはランボルギーニをイメージしてワンオフ。シート裏にはコンプレッサー2基とエアタンク、エアマネジメントをディスプレイする。


>>ベッド内のオーディオはすべてロックフォードで統一。サブウーファー×6、パワーアンプ×4、スピーカー×4、32インチモニターをインストールしている。リアゲートを開けると、ジェットスキーを積んでいるかのような斬新なデザインとなっているゾ。


>>どれひとつとして純正と同じ開き方をしないドア群。スーサイドドアは、ドアハンドル部をスムージングしてポップアップ式にすればいいのに、ご丁寧に前方にリロケート(笑)。


>>ガラスサンルーフ化しているのもさりげないポイント。ランボルギーニ・ウラカンテイストのスティンガーエアロを選んだのは、クルマ全体のイメージがランボルギーニ・ヴェネーノのためだ。


>>エアロやテールランプなどのカスタムパーツは、タイのVAN SHOP経由で日本から取り寄せたとのこと。


>>南アフリカは2007年まで200系と50系が併売されていたほど、ハイエースとの関わりは深い。ハイエースにおいては、やはり日本のパーツが人気とのこと。シャコタン&大径ホイールのローフォルムがクール!


『カスタムCAR』2020年8月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース
SOURCE:SPEED & SOUND Magazine、VAN SHOP(THAILAND)

TEXT/編集部

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