【リアスライドを封印!】街道レーサーよろしくな、ワークスヴェルファイア

       
通常は光らないリアガーニッシュを活用し、ワイド感を高めるLEDテールなど、斬新な光りモノパーツでターゲット車両をブラッシュアップするクリスタルアイ。そんな光りモノの実力派と、常にカスタムシーンをリードする、ボディショップ・キクタ(BSK)がコラボして生み出したスーパービッグバンが、アルファード化けのヴェルファイアだ。



ヴェル乗りにとってはフェイスチェンジも気になるところだが、もっとも注目すべきはミニバンの命とも言うべく、スライドドアまでも封印して突き詰めてきたオバフェンスタイルだろう。

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これは世界的に2ドアスポーツが盛り上がりつつあるカスタムトレンドをフィーチャーしたモノ。加えてワイドフェンダー化は欠かせないとカスタムプランに押し込み、ミニバン特有のスライドドアの構造を完全に無視し、ためらいなくリアドアを封印した。そのノリともいえる無謀なプランの根底にあるのは往年の街道レーサーだ。当時はオーバーフェンダー装着のために、セダンのリアドアを封印する、スタイル重視の性能無視が当たり前だった。その時代をリアルに過ごしたBSK菊田代表の精神をもって再現されたのだ。



こうしてスライドドア封印のド迫力オーバーフェンダーが完成し、ミニバンの限界突破を果たす1台が見事誕生した。


『カスタムCAR』2020年5月号掲載
BASE CAR:ヴェルファイア 2017年型
SOURCE:

BODY SHOP KIKUTA 

PHOTO/南井浩孝 TEXT/四馬力

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