【★イケてる1BOXブギ★】レアないすゞの1BOXをベタオチ全開! なおかつ新旧MIXしたインテリアも見どころ!

       
腹下着地のべったりフォルムもさることながら、想定外のレアベースに貨物車マニアが悶絶すること間違いナシの初代いすゞファーゴ。コイツは排気量2ℓの4ZC1型を積む希少ガソリン車の後期最終ロングバンで、田舎の消防署で大事にされていた極上モンの払い下げ車両。ご縁あって運良くゲットした現オーナーのもと、スラムド箱車としてリボーンしたのが、今から8年前のこと。現車は元の消防レッドから純正色戻しの白ボディで、『カスタムCAR』2013年11月号を飾っている。



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地元岩手のショップ「パッション」に持ち込み、内外装リメイクが完成。4輪エアバッグ+3リンク化の足回りは以前「ファクトリーアルファ」で製作した状態を保っているが、ダークブルーパールにお色直しされたボディには、プレスラインのシェイブやフューエルリッドのリロケートといったマニアックなテクがさりげなく盛り込まれている。



そんな玄人色ムンムンの熟成度を高めたストック重視のガワと同時に、今回はファミリーで楽しめるお洒落キャンパー的要素も追加し、新たな車中泊スタイルも取り入れた。パッと見は昭和末期のバンコンバージョンRVのテイストに思えるが、その実、イマドキキャンパーによく見受けられる、ソトへ持ち出すことが可能なテーブルセットなど、リビングメイクは明らかに現代風だ。



オーナーは2児のパパとなり、家族と過ごす時間を重視。そんなライフスタイルの変化により、自ずと行き着いた姿が今作の仕様ってワケ。親子で遊べるアウトドアビークルとして、理にかなった進化の姿はアッパレだ!!

【『カスタムCAR 2021年7月号掲載』】

BASE CAR:ファーゴ・ロングバン 1995年型
パッション

PHOTO/COLORS TEXT/コンヒデキ

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