仕事をするクルマゆえに、室内は落ち着いた雰囲気にしたかったオーナーは、シンプルなゴールドのモケットをメイン素材に、余分なモノは置かずスッキリとした空間に仕上げた。
助手席をフラット化。生地の張り込みもノーマルのラインを生かして、スペースを極力確保。とはいえ随所にボタン締めを駆使し、ゴージャスな味付けをしっかり加えているあたりはさすがだ。
そのゴージャス感を一層強調しているのが、シャンデリアのかずかず。天井に設置されたゴールドキング製を筆頭に、壁掛け2発、スタンドタイプを1発装備する。天井の丸型は60cmという超ビッグサイズ。
ゴールドモケットとの相性もよく、室内の雰囲気を壊すことなくゴージャス感をかもし出している。そして余分な装飾のないシンプルな空間が、シャンデリアの存在を一層大きなモノに感じさせている。
【写真2点】こののちコンソール部分に手が加えられ、より一層グレードアップした罪と罰。仕事車室内アートのひとつの完成形がここにある。2008年12月号男の城をもとに再構成