伝統的な柄と色がクルマの雰囲気に合うと、花格子のグリーンをメインの生地に選んだオーナー。オールハンドメイドで仕上げられた室内は、シンプルななかにも機能性と豪華さを秘めた仕上がりをみせる。
ノーマルのラインを残しながら、ていねいに生地が張り込まれた室内。そのなかにあって、一点豪華主義的輝きを放っているのが天井のシャンデリア。あえてシャンデリアベースを設けず、天井に直付けしたことで、室内全体のスッキリ感を損なわずに豪華さをプラスしている。
また、運転席サイドには機能性抜群のセンターコンソールを設置。リレー機やスイッチボックスを操作に配慮しながら収納している。最上部には手すりも付けられ、見た目も華やかだ。
クルマに合わせたアートはマイペースが信条。今後も変わらぬ姿勢でアートを楽しんでほしい。
【写真2点】45cmのサイズをもつリンゴ型のシャンデリアはゴールドキング製。中央観光のサロンバスに装着されていた由緒正しき品だ。2008年11月号男の城をもとに再構成