順調に作業が進行していた赤の後期型トヨタ2000GTは、ついに作業が完了した。この個体は2018年2月18〜19日のノスタルジック2デイズで完成披露された。来場者たちは、ビンテージカーヨシノの修復作業の確かさを十分に感じ取ったはずだ。そして240ZGも順調に進行している。想定外の大きな損傷はなく、滞りない状態となっている。
【 ニッポン名車物語 復活編 第六話 Vol.3】
【2】から続くビンテージカーヨシノでは、トヨタ2000GT用の消耗パーツや補修用パーツをワンオフ製作しているのはご存じのとおり。どのパーツもオリジナルを忠実に再現している。いってみれば、当時と同じようにパーツ供給を可能としてるわけだ。ただ実稼動しているトヨタ2000GTは、世界でも50〜60台程度なので、それらのためのパーツだとしたら、なんとぜいたくなことか!! トヨタ2000GTを愛するビンテージカーヨシノならではの功徳だ。
ご存じのとおりトヨタ2000 GTのステアリングは、中央のホーンボタンが前期と後期では異なる。これはウォールナットを使った前期型用。
>> 【画像13枚】ブッシュ、ゴム部分は2万kmも走行するとマフラーの重量や熱で変化してしまうために、必須の消耗パーツとなっている。マフラーハンガー、前期・後期共用。 ビンテージカーヨシノ VINTAGE CAR YOSHINO
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TEL045-491-7911
http://www.vintage-yoshino.com
初出:ノスタルジックヒーロー 2017年4月号 vol.180
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
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