Cd値0.30! サニーの名を持つ個性的なスタイリッシュ2+2クーペ|1986年式 日産 サニー RZ-1 ツインカム タイプB Vol.1|駆け抜けるテンロク

Cd値0.30を実現(エアロパーツ装着時)したスタイリッシュなフォルム。取材車両のボディカラーは、ツインカム系の専用色。

       
【1986年式 日産 サニー RZ-1 ツインカム タイプB Vol.1】

1979年に国産車初のターボエンジンとしてL20ET型を登場させた日産。それ以降も1980年に1.8LのZ18ET型を、1983年には2LのFJ20ET型を登場させ、「技術の日産」を証明してきた。小排気量エンジンも「ターボ化」の流れに乗り、1982年に既存の1.5LのE15型をベースにターボをドッキングしたE15ET型が登場。サニーやパルサーに搭載し、スポーティーグレードのパワーユニットとして活躍したのだ。

 しかし、トヨタが1983年に4A‐G型、ホンダが84年にZC型を登場させたように、小排気量エンジンでもDOHC化が進み、85年には、マツダが1.6LのDOHCターボのB6型を登場させた。

 このように小排気量エンジンの高性能化が進んでいくなかで、日産は1986年5月、ついに1.6LのDOHCエンジンを登場させた。それがCA16DE型である。CA16DE型はパルサーを皮切りにサニーやラングレーなど幅広い車種に搭載されたが、そのなかで異彩を放っていたのが、サニーの派生車種であるサニーRZ‐1だろう。

強いスラント角を持つ個性的なフロントマスクなど【写真9枚】




Vol.【2】、Vol.【3】に続く


1986年式 日産 サニー RZ-1 ツインカム タイプB(EB12)
SPECIFICATIONS 諸元
全長×全幅×全高(mm) 4230×1665×1335
ホイールベース(mm)  2430
トレッド前/後(mm) 1425(前後とも)
車両重量(kg)  1050
エンジン型式  CA16DE型
エンジン種類 直列4気筒DOHC
総排気量(cc) 1598
ボア×ストローク(mm) 78.0×83.6
圧縮比 10.0:1
最高出力(ps/rpm) 120/6400
最大トルク(kg-m/rpm) 14.0/5200
変速比 1速 3.063/2速 1.826/3速 1.286/4速 0.975/5速 0.810/後退 3.417
最終減速比 4.471
ステアリング ラック&ピニオン
サスペンション ストラット(前後とも)
ブレーキ前/後 ベンチレーテッドディスク/ディスク
タイヤ 185/60R14(前後とも)
発売当時価格 162.0万円


初出:ハチマルヒーロー 2013年 8月号 Vol.022(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

1986年式 日産 サニー RZ-1 ツインカム タイプB (全3記事)

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text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : MOTOSUKE FUJII/藤井元輔

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