密着連載 柴田自動車の今 第19回|サポーターとの一体感が強固になった東京オートサロン

シバタレーシングキックオフデモラン

       
大盛況のうちに閉幕した東京オートサロン2024。体制発表、トークショー、キャンギャルステージとシバタブースはその都度様相を変え来場者を楽しませた。「SHIBATA」を冠するカスタマイズのプロダクトもブースに並び怒とうの3日間は終演したが、柴田代表に燃え尽きた様子はまったくなく、実はすでに2025年の構想も頭の中にはあったりするのだ。

イベント展開を重視した広く使えるブースデザイン

 R31ハウスからの常連でなくても、柴田自動車・柴田達寛代表の動向を追っていれば、東京オートサロンに対してどれほどの熱量で取り組んでいるかは周知のことだろう。
 2022年より「シバタイヤ」ブランドでブース出展している同社。前回は柴田自動車にまつわる最先端の技術展示とともに、新トレッドパターン(型番R31)が披露、さらにシミュレーターが設置されるなど盛りだくさんの内容だった。しかしコンテンツが充実している半面、ブースレイアウトに余裕がなく、シバタガールのステージイベントはファンが押し寄せ大混乱。今回はその反省からかなり余裕をもったレイアウトとし、来場者のキャパを増やし展示の回遊もしやすい設計とした。
 とはいえ、それでも押し寄せるカメラ愛好家の数は半端なかった。これが3日間で23万人超という来場者のリアルだ。ブースはパツパツに埋まることとなった。

シバタイヤガールズ

>> 新たなメンバーを加え、ブースを盛り上げてくれた6名のシバタガール。左から楓紗季さん、小湊美月さん、新唯さん、相沢明日加さん、七瀬ななさん、米倉みゆさん。

オートサロンの様子1 オートサロンの様子2

>> 北ホールがすでに定位置となり、存在感を放っていたシバタブース。司会のまなPも大車輪の活躍。シバタガールのステージショーは鈴なりの人だかり。


 そんなシバタイヤブースのこけら落としは、D1GP新体制の発表会からスタートした。今季はフォーミュラドリフトジャパンには参戦せず、D1GPに絞り戦い抜くシバタレーシングチーム。コウダイ選手、日比野哲也選手というワークスドライバー2トップに加え、タイヤサポートドライバーとしてベテラン田中省己選手が紹介された。そしてさらに斎藤太吾選手にもタイヤ供給することも新たに発表された。最近ではコンストラクターとしての活躍がフォーカスされがちな斎藤選手だが、実は勝ちに関してとても貪欲な性格。GT300マシンをベースとしたメルセデスSLSも製作中というから、きっと大暴れしてくれることだろう。

シバタイヤドライバー

>>タイヤサポートドライバー田中省己選手に斎藤太吾選手も加わった。上野高広選手もタイヤサポートを継続だ。


 ドリフト&ジムカーナだけでなく、モータースポーツ全般へと守備範囲を広げつつあるシバタイヤ。2月17日に皮切りとなるタイムアタックイベント「Attack筑波2024」の冠スポンサーとなったことから、イベント代表の青木大輔さん、シバタイヤ開発ドライバーのサカモトエンジニアリング坂本宏樹さんとの濃いトークショーも行われた。
 またレイダンコーナーには謎めいたラリータイヤも展示されており、これはまた話題を呼びそうだ。

シバタイヤ シバタイヤキャリパー

シバタイヤグッズ シバタイヤシート

>> ブリッドとコラボのシバシート、キャリパー選択肢も広いシバブレーキ、いよいよ本格供給が始まったシバホイールなど、ブランドを揃えたくなる巧みな展開だ。アパレルも新作を披露。


谷口選手

>>柴田自動車のアンバサダーを務める谷口信輝選手。モータースポーツの楽しさを啓もうしていく。

シバタレーシングカラー前
シバタレーシングカラー後
シバタレーシングカラーデザイナー

>>D1GPマシンのカラーリングを一新! 次期レーシングマシンのラッピングデザインを公募するという新たな試み。これまでのモザ柄からキャンディレッド×ブラックのグラデーションカラーにモデルチェンジだ。選ばれたキッズには何と賞金30万円が贈られた。

 また1月13日のアフターイベントとして、近隣ホテルで「シバタイヤ決起集会」なるイベントも開催。昨年1年レース活動でお世話になったスポンサーの皆さまに感謝するとともに、さらに一丸となって戦うことも表明。決意のシーズンがスタートした。

シバタイヤメンバー

>>2023年にシバタイヤを履いて活躍したドライバーを、壇上でレイダン代表とともに表彰。気分はワークスドライバーだ。

シバタイヤ全員集合

>>シバタレーシングチームを支える多くの皆さまとの懇親会。


シバタイヤは既存のタイヤメーカーには無い、旧車、ハチマル車でも履くことのできるサイズのタイヤが揃っています。
以下の「SHIBATIRE Online Shop」ではサイズの確認が可能ですので、ぜひ自身の旧車、ハチマル車に適切なサイズを探してみてください。サイズが見つかったら、そのまま購入も可能です。

SHIBATIRE Online Shop

シバタイヤQRコード

text : Kiyoshi Hatazawa/畑澤清志 photo : Makoto Inoue/井上 誠 Reo Nakamura 中村レオ Jun Furukawa/古川 純 cooperation : 柴田自動車株式会社 シバタイヤ事業部 https://shibatire.com/

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