旧車のイメージを壊さずにカーナビ&ドライブレコーダーを追加! 会話するドライビングパートナー「NP1」とは【後編】

       
【前編から続く】
カーナビもドライブレコーダーも、クルマの便利な機能が一体化! 会話するドライビングパートナー「NP1」とは【前編】


2023年2月18日、19日に開催されたノスタルジック2デイズ 2023(以下、N2dと記載)に、「旧車にこそNP1がジャストフィットする」ことを知ってもらうために初出展したパイオニア。
デモンストレーションカーとして用意したRX-7(FC3C)に実機を装着し、ブース来場者に体感してもらう機会を作ったところ、多くの方から「興味がある」「自分の愛車で試してみたい」などと好評の声が聞かれた。


<体感された来場者の声>

・寺島さん/鈴木さん

「ちょうど「Alexa」を買ったばかりで、音声操作の手軽さや便利さは理解しています。「NP1〜」と話しかけることで作動してくれるのはいい。AIが、米ドラマの「ナイトライダー」みたいですね。音声ガイドだけでナビしてくれるのも便利そうです。自分がバイクで使ってるナビも音声ガイド式なので、違和感はなさそう」(鈴木さん)
「もう少しコンパクトだといいかな、とは思いました。ちょっと視界が気になったので。でも旧車にも取り付けられるのはありがたいですね」(寺島さん)


・鯉渕さん

「市販のドラレコもいっぱいありすぎて、どれを選べばいいのか悩んじゃいますけど、NP1だと配線がゴチャゴチャせずにスッキリしてていいですね。カメラも、側面まで広く映してくれる(※注:前方カメラ130°/後方カメラ124°)んですね。「パイオニア」製だからナビの信頼性も高そうですし。音声認識がどのくらいの精度なのかは、ちょっと気になりますかね。あとは、自分の旧車に取り付けたとき、どんな視界になるのかな? 実際に使ってみないと、そこはわからないですね。」

・波多野さん

「今付いているオーディオをそのまま生かして、NP1を取り付けられるというのがいい。ナビもドラレコもこれ1台でまかなえるんだったら魅力的ですね。SIMカードを内蔵しているそうで、常時ドラレコと連動。何かあれば話しかけて操作できるのはありがたいと思います。マイクの反応は実際に使ってみないと……。反応が悪いと、どうしても顔を上に向けて話しかけるようになってしまいますからね。今後はクルマの後方を映すカメラも付けられるようになるといいかな。あとは、料金がもうちょっと抑えられると嬉しいです。」


・田中さん
「旧車乗りだと、ナビとか付けたくないって思ってる人も多いですからね。これ1台で済むなら、便利ですよね。オールインワンでこれだけの機能が全部備わってるなら、高いとは思わないです。まあ、通信費が毎年かかるというのは、ちょっと慣れないところではありますけど……。あとは離れた場所から映像を確認できるのも、安心感に繋がります。これから旧車を買おうと思っているタイミングなので、大いに興味ありますね〜」

・武田さん

「ボタン操作せずに、音声だけでコントロールできるのはすごい。しかもコードを繋ぐこともなく、スマホで映像をチェックできるなんて。配線がスッキリしてて、見た目も後付け感がなく設置できるのは嬉しいですよね。NP1をカー用品店で見かけたことはあったのですが、こうやってデモで実際に体感させてもらえると、便利さがよくわかりました。自分のスマホとリンクできるとは知らなかったので、いい機会になりました。私もRX-7(FD3S)に乗っているので親近感がありますが、自分のはオープンじゃないので、その場合にどんな視界になるのか、ちょっと気になります。



>>今回のデモンストレーション車両:FC3C RX-7オーナー/芸文社 広重さん

オーナーとしては、インテリアの雰囲気を崩さないため、ダッシュボードにナビの画面を置きたくないので、NP1はいいですね。
今回は、簡易的にケーブルを外に出した状態で取り付けましたが、そんなに目立たないので良かったです。本体はルームミラーの脇に設置したのですが、ほぼ気にはならないです。ただクルマの排気音が大きいせいなのか、音声認識が上手く伝わらないケースはありました。
何より旧車は盗難も増えているので、「駐車中衝撃通知」で自動録画されるのは心強い。離れた場所にいてもスマホで確認できますしね。また、運転中に「NP1、録画して!」と話しかけると録画されて映像がクラウドにアップされるのも使い道は多そうです。
ナビ機能に関しても、意外なほど画面に頼らなくても平気なんですね。音声ですべて操作できるし、到着予定時間を知らせたり、近隣の飲食店の空き状況も教えてくれる。もちろんスマホと併用すれば地図表示も可能ですし、とても使い勝手がいいです!


<開発者インタビュー/パイオニア 滝口翔大さん>


旧車オーナーからも注目度の高いドライビングパートナー「NP1」。開発に携わった滝口翔大さんに、開発の経緯などをうかがった。

〜どのような背景で開発がスタートしましたか?
パイオニア/滝口翔大さん(以下 滝口)
だんだん、従来の画面付きカーナビゲーションが取り付けられない新型車が増えてきました。これは日本車だけではなく、輸入車も含め。一方で、クルマでもスマートフォンを使うことが急速に浸透してきました。そんななか、「世界初の画面付き市販カーナビ」を提供してきたパイオニアが、次のステージに向かうべき製品とは? と考えていたんです。「そもそも、運転しながら画面を見せるというのは正しいことなのか?」という、メーカーとしての自問自答もありました。
いろいろディスカッションを交わしていくなかで、「どんなクルマにも付けられて、コンパクトなボディにすべての機能が入っていて、そして手(=ハンドル)、目(=前方)が固定されている、運転中の状況でも操作できるような商品が求められる時代になる」と予測し、NP1の商品開発がスタートしました。

〜これまでカーエレクトロニクスだと「カロッツェリア」ブランドで展開していると思いますが、なぜNP1は「パイオニア」なのですか?
滝口 理由のひとつは、「これまでにないまったく新しいもの」に取り組んでいるという姿勢の表れです。あとは、「カロッツェリア」は日本国内専用ブランドなので、NP1はグローバルに展開したいというビジョンも影響しています。

〜「オールインワン」という機能は元々コンセプトにあったのでしょうか?
滝口 そうですね。いわば「スーパードライブレコーダー」のような、車内のアイコン的なものを提供したいと思っていました。これひとつあれば、なんでもできるという。ニーズが多様化し続ける時代にあって、ユーザーさんのしたいことも千差万別。NP1が、そのプラットフォームとなっていけたらいいなと。音声操作だけでいろんなことができていけたらと、日々研究を重ねています。

〜たしかにこれから自動運転が発達していけば、運転中に余裕が生まれて、ほかのことを楽しみたいとか、欲求が増えてきますよね。
滝口 可能性は無限です。運転しながら英会話のレッスンとか、知らない人と繋がっておしゃべりを楽しむとか。パイオニアだけで完結するのではなくて、いろんなパートナーさんを増やして、できるサービスも広げていければ。

〜発展性はいくらでもあると。
滝口 今は音声ナビと通信ドライブレコーダー機能をメインにクローズアップしていますが、緊急時のオペレーターサービスとか、いくらでも可能性があります。事業者向けとして、保険会社、レンタカー、物流業界といった用途としても親和性が高いと思っています。

〜どんどん、ブラッシュアップしていけますね。
滝口 「いかに良くしていけるか」毎日のように、それを考えています。すでにお使いのユーザーさんからもご意見を調査していますし、どんな不具合が出ているかも調べます。開発、マーケティング、営業と、それぞれのメンバーで意見を交わして、こまめにバージョンアップできるように動いています。

〜ナビ機能については?
滝口 搭載されているエンジンは、カロッツェリアのサイバーナビと同じなんです。それの「画面がないバージョン」として、専用チューニングされています。ルートの引き方なども同じですので、ナビ機能にも自信はあります。

〜通信型だと、常に最新バージョンを維持できるのもメリットですね。
滝口 一般的な「買い切り」型の商品だと、ある意味買った瞬間から古くなっていってしまうわけですが、NP1は違います。いつも新しいままでいられますので。

〜「料金プラン」については?
滝口 従来のカーナビやドライブレコーダーを購入する感覚だと、NP1は毎年料金がかかるので、違和感を覚えるかもしれません。でも「本体と毎月の通信量でいくら払う」というスマホの契約をイメージしてもらえれば、これに近いのかなと思います。

〜ノスタルジック2デイズでの反響は?
滝口 なかなか旧車のオーナーさんと話す機会がなかったので、参考になりました。こちらが予想していた通り、愛車の内装イメージを崩したくない方が多くて、スッキリと取り付けられるNP1を評価していただく声もたくさんいただきました。そもそもオーディオ機器を取り付けるようなスペースがないクルマもありますし、NP1なら車種を問わず装着できる点も気に入っていただけたようです。「旧車オーナーさんは新しいデバイスとかに拒絶反応があるのかな」と心配もしたのですが、まったくそんなことはなくて。みなさん詳しくて、リテラシーの高さにこちらが驚かされました。

〜手応えは感じたと。
滝口 体感していただいた方などが、「NP1って良さそうだよ」と周囲に広めてくれたら嬉しいですね。

〜ちょっと説明しただけでは、NP1の良さを全部知ってもらうのは難しいですよね。
滝口 そうなんです。「ひと言で表すと?」と聞かれると困ってしまう、新しい商品コンセプトなので。しいて言えば、米ドラマの「ナイトライダー」みたいにAIで認識して操作できる、というのが一番わかりやすいかもしれません(笑)。


<パイオニア/井上慎也さん>

今回は、NP1を旧車ファンのみなさんに知っていただくため、N2dに初出展しました。言葉の説明だけで全部理解してもらうのは難しいため、FC3Cを使ってデモンストレーションさせていただきました。シートに座っていただき、AI搭載通信型オールインワン車載器NP1と対話することで、その機能を十分体感していただけたかと思います」




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カーナビもドライブレコーダーも、クルマの便利な機能が一体化! 会話するドライビングパートナー「NP1」とは【前編】

photo & text:Wataru Kawanishi/川西 わたる

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