【ポップ&キュートな懐かしホイール!! PART☆2】リアは驚愕の8J OUT65の激深リム! 鬼キャン仕様の抜かりない足回りでクールにキメるアルト

懐かしの愛くるしいクマさんホイールを強烈深リムでインするアルト

       
懐かしの“カルト人気1ピース”をマルチピー ス化でねじ込む!

【画像10枚】愛くるしいクマさんを強烈深リムでINする足元、低さを極める加工に抜かりはない足回りなど、激深リムを履きこなすアルトのヒミツはココからチェック!!

’90年代のカスタムシーンとはあまり接点のないところで、女性たちに「キャッ、可愛い〜♡」とチヤホヤされた“ロナール URS”なるクマさんディスクを備えたホイール。

一時期をにぎわせたホイール界のアイドル的存在を、禁断の1ピース→3ピース化で深リムしちゃったのがこのオーナー。

リアは驚愕の8J OUT65という超変態値に仕上げ、タイヤハウスやフェンダー加工は一切なしの足回りカスタムによって、アウトリップで履きこなした姿がお見事!

純ベタ×鬼キャンのハンパないアルトがいるぞ、と近づいて、ボディサイドに回り込むと、激深リムからクマさんがひょっこり。
というオチにクスぐられる1台なのだ(笑)。

巧みにクマを避けたピアスボルト位置で、当時このホイールに熱狂した女性陣からも反感を買わない、超個性的な足元を披露してくれた。



>>上記元ネタの「RONAL URS Teddy Wheel」とは、テディベアの故郷であるドイツのホイールメーカー、ロナールがリリースしたホイール。13&14インチの1ピースホイールで、オートバックスが輸入代理店を務めた。当時は“くまホイール”の愛称とともに広く愛されていた。


>>3ピース化するにはディスクを切り出したうえで、クマのディスクになるべく被らないように、ピアスボルト用の穴開け加工を行った。オリジナルにない目玉はオーナーの遊びゴコロ(笑)。ホイールカラーは室内のロールケージとカラーを統一したベージュでキュートさをアピールしている。


>>リアのリム深さは軽カーと思えない、ナント150mm! リアと同じく8Jの太さとしたフロントも110mmの深リムっぷりだ。


>>軽カーらしくないフェンダーラインに惹かれ、カスタムベースにしたアルト。周囲はショーカーと思っているが、この車高・キャンバーでも乗り心地よくお出かけできるのだ。


>>フロントはアッパーマウント位置を引き下げるスペーサーで、10度のキャンバー角を確保したうえ、ドライブシャフトを短縮加工。ロワアーム延長でのキャンバーセッティングはカッコ悪いからとのことだ。


>>エンジン搭載位置も30mm引き上げるなど、走れる1台としている。


>>一見、無加工に見えるリアだが、ハブ取り付け部をナロードしやすいMH21ワゴンR用アクスルとトレーリングアームへコンバートされている。クリアランスはギリギリだが、フェンダーのツメを少し折った程度でタイヤハウス拡大もナシ!


>>リアの足回りは、13度のキャンバーと、165サイズの引っ張りで、15×8J OUT65の激深リムを履きこなしている。


>>低さを極める抜かりない足回り加工により、激深リムをタイヤハウスやフェンダー加工は一切ナシで収めている。


>>小径サイズしか選択肢がない軽カー用の懐かしホイールをマルチピース化&深リム化で足元にブチ込んだアルト。ポップ&キュートなホイールを鬼キャンでカッコよく変貌を遂げる。

【画像10枚】愛くるしいクマさんを強烈深リムでINする足元、低さを極める加工に抜かりはない足回りなど、激深リムを履きこなすアルトのヒミツはココからチェック!!


『カスタムCAR』2018年11月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:アルト/2010年型
SOURCE:大澤商会

PHOTO/箱崎太輔 TEXT/四馬力

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