エアサス×メモリーファブの最強マッチングで魅せるup!スタンス!

       
脈々とシーンを席巻してきている小さなニューカマー“ワーゲンup!”。そんな最旬ベースを全国の各有力ショップが手掛けることによって十人十色な仕様が生まれている。そんな中、インテリアワークとキャッチーなカラーリングで我々を驚かせる兵庫県のファットムーンの代表村川氏が手掛けたup!をクローズアップだ。デビューは2013年2月に行われた大阪オートメッセ。きっかけはリリースと同時に気になっていた低価格ユーロコンパクト“up!”は「絶対にイジればカッコよくなる!」と一大決心しデモカーとして購入した。

お家芸の超絶インテリアワークと掛け合わせて相乗効果をもたらしてくれるホイールをと模索していたところ、大阪ハビットオーバードーズが取り扱うUSホイールブランド「メモリーファブ」の看板的モデル「Mテクニカターボ」と出会ったことでプロジェクトは加速!

しかし、せっかく手にしたMテクニカターボは16x8.5Jインセット15のそう簡単には収まらない超アグレッシブスペック。そこで村川氏はup!用のエアサスをACCにオーダー。ホイール自体のバックパッドのスライス加工、フレーム&フットワークではCノッチ加工、。アクスル加工と小さなボディをいきなりアッチもコッチも大加工! 見事なまでのポークスタンスをゲット!! というワケ。内装には本邦初公開の新技術「3Dハニカム」加工を鮮やかなカラーのレザーを投入し、抜群のインパクトを与えた。

新型ベースにレトロフューチャーなホイールセレクト。それに加えてモッサリ感たっぷり持たせる“ハズし”のルーフラックが絶妙なエクステリア。そして超前衛的なインテリアが織りなす化学反応はファットムーンならではのフィニッシュを見事キメてくれたぞ!!

【写真8点>>ホイールと内装の詳細をup!】



>>ホイールはすり鉢デザインがなんともレトロフューチャーなデザインの「メモリーファブ・Mテクニカターボ」。そのホイールバックパッドを5ミリスライスしてマウント。タイヤはトーヨー・ DRB(165/45)というサイズを異常なまでの引っ張り具合で、見事なまでのポークスタンスを実現させた。




>>ティールブルーレザーの表面にフッ素処理が施された「3Dハニカム」というパターンデザインでシート&フロアマットが超スペーシーな仕上がりに。レトロなエクステリアと対照的なアプローチがまたup!の持つポテンシャルを存分に引き出している。


>>スペーシーなシートに合わせられたのはなんとポルシェ997の純正ステアリングを加工流用。張り替えられたグリップ部とスポーク部分のメタルな感じが相性バッチリだ。


>>ただエアサスを「ポンッ」と組んだだけではこんなに見事に車高は下がらない。下がりきるまでに足回りがフレームに干渉するため、フロントCノッチ加工が施された。リアはアクスル加工で左右のハブ位置を上げることで問題をクリアにしている。


カスタムCAR2013年5月号掲載
BASE CAR:VW・up! 2012年型
SOURCE:ファットムーン

PHOTO/上新庄写真センター

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