【レアベースで欧風スタンスをキメッ!!】極太RH履き+エアサス装着で激低スタンスフォルムをメイクするカローラ ランクス

極太RH履き+エアサスで欧風スタンスをキメるカローラ ランクス

       
国産ホットハッチのスキマチョイスが冴える仮想ユーロスタンス!

【画像8枚】極太RH履き+エアサスで欧風スタンスをキメたフォルム、ランクス一筋のオーナーだからこそのこだわりが発揮された変化球カスタマイズなど、気になる詳細はココを見よ!!

ベージュのボディを細部のブラックアウトで引き締めたルックスといい、BMWミニの足元の定番RHマキシライトをフェンダーアーチに被せたスラムドといい、いかにもヴェルターゼ系のヨーロピアンな風情ムンムンのこの1台。

しかも、ベースは現行から3世代前の9代目カローラの派生種“カローラ ランクス”という意表を突くマイナー車チョイス。
とはいえ、実際はEU市場をメインに開発された側面を持つ車種だけに、欧州車ライクなアプローチが実にお似合いなトコロが実に痛快かつ刺激的だ。

オーナーはかつて、スタンスネイションお台場にAT車のランクスで参加した経歴を持ち、新たにスポーツグレード“Z”の希少6MT車に乗り換えて理想のスタイルをイチから作り上げた第2作目がこの愛車となる。

ノーマーク級の素材が秘めたカスタムでのカッコよさを見事に引き出したランクス一筋のマニアックな寵愛に脱帽っす!!



>>ヘッドライトは元の純正品を殻割りして、インナーの黒塗装でさりげなくブラックアウト。フロントリップはスペイン車セアトCupra R純正品の加工装着で、VWゴルフで定番の流用メイクを違和感なくフィードバックしている。


>>ボディはアクアクロスオーバー専用色の4U0ベージュで色替えし、スーリーのルーフボックスも同色でペイント。後部ウインドーは本来のプライバシーガラスから、低グレード用の素ガラスに交換済みで、バックドアに本来備わるリアワイパーはスムージング済みとなっている。

 
>>デュアルチップのマフラーエンドは、オーストリアの名門REMUS(レムス)製。ヨーロピアンメイクの不変の定番にこだわったブランドチョイスが疑似ユーロなムードアップに貢献している。


>>ホイールは7.5J絶版品のRHマキシライト15インチ。ツラ出しも計算に入れてワンオフした変換スペーサーで、P.C.D 112の5穴を4穴ハブのランクスにINしている。


>>E120系カローラ用の設定があるエアフォースのボルトオンキットをインストール! フェンダーツメ折りで、タイヤのショルダーをアーチに被せたEUスタンス意識の激低車高をモノにしている。


>>MOMOのステアリングやシフトブーツも同色でコーディネートしたキャメルレザーの内装は、日本の大衆車カローラらしからぬシックな趣を醸し出している。


>>同系ワゴンのフィールダー用の社外シートカバーに合わせたドアトリムの張り替えや、天井のブラックアウトなどはオーナー自身のDIYとなる。


>>ベースもスタイルもほかとカブらない個性が光っていた注目作となるカローラ ランクス。15年落ちのベースカーを欧州のホットハッチに見立てた仮想ユーロスタンス的なテクニックが随所に施されている。

【画像8枚】極太RH履き+エアサスで欧風スタンスをキメたフォルム、ランクス一筋のオーナーだからこそのこだわりが発揮された変化球カスタマイズなど、気になる詳細はココを見よ!!


『カスタムCAR』2022年1月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:カローラ ランクス/2005年型

PHOTO/塩谷佳史 TEXT/コンヒデキ

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