パイロンやバリケード付き! 西部警察シリーズ第1弾として登場したのは、230セドリック2台セット。PART-Ⅰ第18話の犯人車|トミーテック 西部警察シリーズ Vol.1

第1弾の230セドリックにはパイロンやバリケード、横転用スロープを付属。自分でジオラマを作ってシーンを再現するのも楽しそうだ。

       
1980年代を代表するテレビドラマとして絶大な人気を集める西部警察。ド派手に繰り広げられるカーチェイスや爆破シーンは刑事ドラマの枠を越え、特撮ヒーローものに匹敵する迫力だ。この作品を製作したのは言わずと知れた石原プロモーションで、創立50周年を迎えた2008年をきっかけに改めて注目を集めている。西部警察関連のグッズも活気づき、なかでもトミーテックのリミテッド ヴィンテージシリーズのスケールモデルは大人気だ。そこで、この西部警察シリーズを手掛けた同社商品企画部の小林新吾さんと圓道智さんを直撃。わずか7cmほどのミニカーに込めた想いを聞いた。

【トミーテック 西部警察シリーズ Vol.1】

フルオートガルウイングと高い戦闘力を誇る、特別機動車両のエース

「率直に言ってしまえば、西部警察が好きだから。ヴィンテージシリーズを立ち上げたときから、西部警察は作ると思ってました。早く作りたくてしょうがなかったんですよ。ハッキリ言っちゃうと、会社のお金を使って自分の趣味でミニカーを作ってるようなものです。みんな知ってるんですけどね」とおどける小林さん。だが、好きに勝るものはない。

「中途半端にならないように、小さくてもきちんと作り込みたい。多少高くなっても妥協するのは嫌なので」と小林さんが言えば、圓道さんも「お客さんが一番妥協しないかもしれませんよね。だから、その期待に応えるためにもとことんこだわって作っています」と答える。好きだからこその情熱とこだわりは、各モデルを見れば伝わってくる。たとえばマシンRSシリーズの車内は、実車に基づいて作り替えられている。こういった細かなディテールにも細心の注意が払われているのだ

>>【画像15枚】大人気のマシンRS-1/2/3。エクステリアはもちろん、室内も各車で異なる。マシンRSを作った福田さんの秘話を掲載するパッケージなど



「こだわり」が詰め込まれた ファンも納得のスケールモデル





言わずと知れた大門団長専用車のスーパーZも細部まで忠実に再現。また、PART-Ⅲの第14話で登場した偽スーパーZもあり。





西部警察シリーズ第1弾として登場した230セドリック2台セット。PART-Ⅰ第18話の犯人車で、ストーリー中のシーンを再現できる。


【2】に続く

初出:ハチマルヒーロー 2015年 09月号 vol.31
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)

トミーテック 西部警察シリーズ(全2記事)

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text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : MAKOTO INOUE/井上 誠 ©石原プロモーション

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