【生足5インチロワード!!】シンプルながら存在感を放つキャンディブルーフォルム! 真紅でまとめた内装とのギャップがたまらない200系ハイエース

ブルーのキャンディカラー&激低を生足で攻めた200系ハイエース

       
YOUNGオーナーが仕上げた青×赤MIXのオレ式生足ドシャコスタイル!!

【画像10枚】張り替え&ペイントが織りなすインパクト大の内装、生足で攻めるスキのない足元、低さ重視のシンプルなスタイリングなど、200系ハイエースの詳細はココから!!

自分ではしっかり考えて購入したつもりだったフルエアロのコンプリートカー。
しかし、念願だったオーナーになってみれば1.5インチのロワードではイマイチで、フェンダー加工不要なホイールサイズじゃインパクトも不十分。

そこで、オーバーフェンダーや19インチ、4インチロワードへと一気に踏み込んだものの、猛者が集うミーティングではまったく目立たない……という悔しさを早々に味わったこの若きオーナー。

「地元の仲間内なら十分目立ってはいたのですが、こんなハズじゃない、負けたくないといった気持ちばかりが募りましたね(笑)。でも、オールペンや、さらなる低さといったレベルアップの構想は浮かぶものの、仕上がりイメージはハッキリ見えてこない。そこで、19インチ履きをお願いしたボクシーさんへ相談しました」

今回の仕様を仕上げるにあたって、ほかのユーザーに負けたくない想いと、理想のスタイルを構築するための考えを最初にぶつけた。
それを受けたボクシーは、その想いに応えるべく、オーナーのアイデアを元に、内外装のブラッシュアップを2人3脚で重ねた。

その結果が、生足5インチのロワード、シンプルエアロスタイル、豪華絢爛な内装メイクの3重奏だ。

ここで誤解がないように触れておくと、決してボクシー主体で仕上がったワケじゃない。
相談しては仕上がりをイメージするの繰り返しで、オーナーのカスタム経験は急速な成長を遂げ、ベテラン勢へと迫るセンスを身につけたのだ。

これだけの作り込みで、圧倒的な存在感を発揮しながら、まだまだ未完成というカスタムへの探求心。
これは箱車カスタム、期待のホープ誕生といえるだろう。



>>悩んでいるのが、黒ボディ時代の名残となる、ライトまわりのスモークレンズやウインドウの濃さ。スタイリングをトータルで見たときに、若干違和感があるとのこと。その貪欲なカスタマイズ意欲はさすがだ。


>>リムとドアハンドルメッキのコンビネーションが気に入っているだけに、ダークプライムのダークメッキ処理もスタイリングの雑味に感じているとのこと。


>>イベントを意識してオールペンすることに決めたが、透明感と高級感からキャンディカラーに絞り込んだものの、ブルーとグリーンで悩むことに。今回はブルーで、ENCD(19×9J)のディスクとボディカラーをシンクロさせている。


>>経験が少ないうちはカスタムしたパーツを外すという引き算を苦手とするが、バンパースポイラーのフルエアロスタイルから、低さ重視のシンプルスタイルを目指し、素早くノーマルボディ基調へ方向修正。生足5インチロワードの低さをスッキリと引き立てている。




>>スポーティさを全方向へ放つべく、バケットシートやトリム、ダッシュボードまで深紅仕上げ。ビレットパーツで高級感を添えたアクセントも抜かりナシだ。


>>レッドレザーとのコンビ仕立てとなるビレットスペシャリティーズのDシェイプステアを装着。年齢にとらわれないハイセンスさを感じさせる。




>>セカンドシート以降も赤一色で仕上げるか悩んだが、インパネまわりの鮮烈さから、ギャップと高級感を引き出すべく、ベージュ&ダウンライトを注入している。


>>5インチロワードと同時にフロアのかさ上げもおこなっている。いかにも感へつながる凹凸を消すため、フラット仕上げのカーペットフロアでフィニッシュしている。

【画像10枚】張り替え&ペイントが織りなすインパクト大の内装、生足で攻めるスキのない足元、低さ重視のシンプルなスタイリングなど、200系ハイエースの詳細はココから!!


『カスタムCAR』2018年11月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ハイエース・ナローボディ・バンS-GL
SOURCE:ボクシー

PHOTO/箱崎太輔 TEXT/四馬力

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