個性的なヘッドライトとホイールでライバルとかぶらないヴェルを演出!【画像9枚】アウディとレクサスの融合で誕生したヘッドライト、ミニバンでは皆無のフォージアート履き、インテリアを赤&黒で統一し、存在感を主張する車内など、気になるカスタマイズの全容はココから!!歴代の愛車で掲げてきたコンセプトは、「イカつく、人とかぶらないスタイル」。
そんなこだわりを持ちつつ、インテリアの広さに惹かれてオーナーはヴェルを購入。
当然、人気車でも存在感を出そうと、ロジャムのフルコンプリートを購入したため、当初は一切不満を感じなかった。
だが、何気なくオフ会へ行ってみると……
そこは愛車の存在がかすんでしまうほどカスタムされたヴェルだらけだったらしい。
そこで、エアサス化での低車高、低さを得ての物足りなさ解消にアドミレイション・フルエアロへとステップアップ。
だが今度は、エントリーしたイベントで上には上がいることを知る。
「こうなりゃ徹底的にカスタムして存在感を打ち出してやろうと、負けず嫌いに火がつきましたね(笑)。高級・スポーティ・攻撃的をキーワードにして、イッキに現状まで進化させました」とはオーナー。
その渾身カスタムは、ご覧のようにボディへと違和感なくなじみながらも全方位でスーパースポーツのような圧倒的オーラを放っている。
とくに注目したいのは、ノーマルデザインを崩すことなく、アウディA6のヘッドライトと、レクサスGSのデイライトをインストールしたヘッドライト。
スピンドルグリルを際立たせるために、縦方向のフィンレスとした開口部効果もあって、ピンポイントでなくフェイス全体で精悍さを打ち出した。
また、アクセントカラーにこだわって行き着いたフォージアート22インチも、ミニバンでは皆無、かつたくましい足元で好印象と言える。
どこまで完成度を高めていくか目が離せない1台といえるだろう。
>>ボディのボリューム感に負けることのないボトムへの視線誘導を果たし、安定感あるスタイリングを実現。やみくもにカスタムの手数を増やしていくのではなく、魅せるべきポイントへ、かぶらないカスタムを施したことが完成度の高さの源だ。
>>基本デザインはアドミレイション・リチュルカートをリスペクトしつつ、ディフューザーのフィン加工で立体感を強調。直線デザインだった上部は両サイドで盛り上げてLEDスポットをインストールし、ロワード感を打ち出している。
>>ボディの差し色とするレクサス・ダークレッドとは異なる質感の赤を求めている中で出会ったのが、ルビーレッドの特注カラーを受け付けてくれたフォージアートF2.10。ミニバンでは見かけないリアリティと、ボリュームあるボディに負けない力強いデザインがお気に入り♪
>>アヴェンタドールのようなグラマラスイメージを注入するため、ワンオフ製作したドアパネルが足元の奥行き感を強調。ミニバンだけにとらわれて視野を狭めないように、国内外あらゆる車種のカスタムスタイルをチェックして導き出したオリジナルアイデアとなる。
>>アドミレイション・リチュルカートの開口部を加工してスピンドルグリル風デザインを実現。縦方向のフィンをレスにするなど、余計なアクセントは適宜抑制することで、高級感ある精悍フェイスに仕上げている。
>>二段形状を崩すことなく、上段にアウディA6ヘッドライト、下段にレクサスGSのデイライトをスマートインストール。スピンドルグリルの強調だけでなく、縦方向のデイライト&フォグをバンパー両サイドに備えているため、フェイス全体の精悍さへと結びついた。
>>黒基調のエクステリアに対して、インテリアはスポーティさを際立たせる赤基調でアレンジ。質感を高めるため、アルカンターラやファブリックペイントを駆使しつつ、要所を黒で引き締めた。細かな部分だがルームランプ類を黄色のLEDで統一しているのもポイントだ。
>>ミニバンでは皆無のフォージアート履きでほかのヴェルユーザーと差をつける。もちろん、アウディとレクサスの融合で誕生したヘッドライトもインパクトとしては抜群だ。
『カスタムCAR』2015年3月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:ヴェルファイア/2011年型