SF映画の世界観が現実に!?電脳世界を飛び出したスーパーリーフ降臨【画像9枚】電動ギミックで眼力がUPしたヘッドライト、ストックボディのライン感を生かしたワイド化、電動で開閉するWガルウイングなど、スーパーリーフの全貌はココをチェックせよ!エコへの注目とともに、ニッサンが技術の粋を集結して作り上げた電気自動車のリーフ。
完全電気駆動で、ガソリンは一切使用しないため、CO2排出量はゼロという、まさしくエコカーの中のエコカーだ。
そんな、リーフの特徴でもある“電気”をフルに活用し、サイバー感モリモリに仕上げたのがこの『SUPER LEAF』となる。
近未来の時間軸をさらに進めて「十数年後を見据えた」フォルムを狙っているこのリーフ。
そのこだわりがまさしく電気で、例えば、ガルウイングやアンプラックの駆動はすべて電動。
グリル内にはLEDの粒を埋め込みながら、任意で文字を流せるようなシステムをイチから製作している。
さらに、ヘッドライトやテールランプはワンオフギミック満載で、その姿はまさにエレクトリカルパレード!
ボディワークに関しても、未来感をかき立てるワンオフワイドボディに、フラッシュスラッシュという最新のメッキ系メタル塗料でペイント。
深みのあるメタル感がヌメッとしたボディをさらに強調している。
このワイドボディに関しては、一目惚れした20インチのフォージアート・F2.16に合わせ、フロント1インチ、リア1.5インチワイド化。
リーフの純正ラインをもとに製作した、渾身の一撃というわけだ。
さらに、セカンドシート部には尾林ファクトリー謹製のオーディオシステムをインストール。
グラウンドゼロのユニットをふんだんに使いながら、サイバーなスタイリングに見合ったサウンドを実現している。
EVカスタムという未開の境地に足を踏み入れながらも、想像以上のカタチを作り上げるパワーには感服。
たぶんコレ、そのうち宙に浮きますゼ(笑)!!
>>こだわりの足元はフォージアート・F2.16(フロント:9.5J、リア:10.5J)をチョイス。特にリアのディープコンケーブを実現するためにフェンダーを製作したというから、このスタイリングの大元ともいえる。
>>ブレーキはワンオフモノブロックキャリパーを装着とかなり贅沢な内容だ。
>>リアシートからラゲッジまで、フルに使ってインストールしたI.C.E.もハイライトのひとつ。サイバーなイメージに合わせてアンプトレイを電動スライド式にするほか、アルミや銅をふんだんに使ったメタリックな空間演出もみどころだ。
>>前後ガルウイングはこれまでもあったけど、リアが逆開きというのは滅多にない。もちろん、開閉時に前後ドアが接触しないように注意しているのは当然のこと。この前後ドアは電動で開閉するなど、前人未到の革新技術も満載だ。
>>ヘッドライトは殻割りからの内部をフルLEDでコーディネイト。本来ウインカーがある部分には、発光しながら回転するアクセントでショーアップ。マルチカラーと合わせてギミック満載となっている。
>>ブリスターフェンダーは純正のリアクォーターを取っ払って、鉄板から作り上げた芸術フォルム。ラインにこだわりながら試行錯誤を繰り返して、やっと理想のスタイリングが完成した情熱の証だ。テールランプもヘッドライト同様にフルLED&ギミック満載なのデス♪
>>リーフらしからぬ妖艶なボディはインパル製エアロパーツをベースに、スムージング&ディテーリングで表現。フェンダーもフロント1インチ、リア1.5インチのワイド化が図られ、ボディサイズも一回りレベルアップされている。足回りはスキッパーのハイドロをチョイス!
『カスタムCAR』2015年3月号掲載
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
BASE CAR:リーフ/2012年型
SOURCE:尾林ファクトリー、N craft、イースコーポレーション、SKIPPER