ここでは2年前の「スタンスネイションジャパン 2021 山口」の『カスタムCARアワード』となるロードスター[ND5RC]をPICK PU!
>>5月21日開催! 熱狂の「スタンスネイションジャパン 2023 山口」の詳細をチェック☆外は落ち着きあって、内はハデ。こんな思考設計図の下に愛車のカスタム化を実行に移すオーナーさんはケッコーいらっしゃいますけど、SNJ2021山口で「カスタムCAR賞」に輝いたこのロードスターは、もうひと工夫加えてきた。
それは外に旧車風味を、内にUSDMテイストをぶっ込むことだったぁーーっ!
そんなオチを最初に聞いてから実車を拝見すると、ボディにはジープ純正色となるゴビをペイント。いわゆるアースカラーってジャンルの色なんで、なるほど安心とか落ち着きって単語がしっくりハマるカンジになっている。対する内装は、もともと塗られていたマツダの伝家の宝刀・ソウルレッドが目に刺さるぅ!
以上のコンビネーションを下地に、ロケットバニーのオバフェンを前後に、エイムゲインのスポイラーをトランクにハメ込めば、バーフェン&ダックテールを武器にしていた昭和旧車の面影がジワリジワリとにじみ出るのは必然だ。
そして、ジャンル分けのキモとなるホイールには、ロンシャンXRー4の復刻版をズドン。15×9J/10Jのマッチョなヤツでも、特大オバフェンさえあればお釣りナシでゴックン飲み込み可だ。
一方の内装は、アベニューのステアリング、ライクワイズのシフトノブ、インフォーカスのシフトブーツといったUS御用達ブランドをズラリと取りそろえ、思惑どおりのハデ&USDM路線を突き進む。
あえてツッコミを入れるとすれば、フェンダーとタイヤのクリアランスにヨユーがあること。これは「エアサスだと、走行時の車高が美しくない」という理由から車高調を組んでるゆえ。でも、そこはオーナーも承知してて、「今後煮詰めていかねばっ!」と自覚アリ。
ってことは、今後もっともっとクールになってくって結論なんですわっ♪
【写真10点>>ネオクラ×USライクが融合したロードスターの全貌!】>>アシはブリッツのZZ-Rダンパーとメーガンレーシングのアッパーアームが支え、OS技研のスーパーロックLSDも投入済み。真横から見るとフェンダーとタイヤのクリアランスの広さを指摘したくなるが、これはオーナーも先刻ご承知の案件。ここから煮詰めていく気マンマンだ。
>>ホイールは、「昔バイトしていたGSの店長サンが履いてて、憧れてた」との想いから、ロンシャンXR-4(15×9J/10J)一択! タイヤもフロントにR888Rの205/50R15、リアにマキシスVR-1ビクトラの245/50R15と、肉厚なヤツを組み合わせる。
>>ネオクラリム・ロンシャンに、前後のビス留めフェンダー・ロケットバニーのオバフェンと鉄板技!
>>オバフェンって、一歩間違うと「やっちまった〜」って印象を持たれがちなのだが、そうならないのがパンデム製品のスゴいトコロ♡ ジープ純正のゴビって色とブラックのコンビネーションで、やらしくないフォルムを形成する。
>>シャコタン、バーフェンに次ぐ昭和のストリートレーサー三種の神器と言えば、ダックテールで間違いナシ! ここではエイムゲイン製のそそり立つトランクスポイラーがその役目を担当。黒色で引き締め効果もバッチリだ。
>>実はNDロードスターの吸排気系に一切不満がないそーで(笑)、交換する必要性を感じていないのだとか。でもでも、やってる感をアピールしたくて(笑)、先っぽだけ柿本・改のGT1.0Zにスイッチしているそうな。
>>シックなボディとはウラハラに、ドアを開けると元色のソウルレッドのハデさが網膜を直撃ぃ!
>>アベニューのステアリング。個人輸入したUSDMアイテムが、別次元への扉を開く。
>>ライクワイズのシフトノブ、インフォーカスのハイビスカス柄シフトブーツ&サイドブレーキブーツでUS好き路線を突き進む。
>>バーフェン&ダックテールの昭和旧車フォルムと相反するUSDMテイストの内装が絶妙フィットする1台だ。
『カスタムCAR』2022年3月号掲載
BASE CAR:ロードスター[ND5RC] 2017年型
SOURCE:RIZEWORKS