のっけから尋常ではない高さのバニーホップをキメた写真に、多くの人はあぜんボーゼンだろうが、それもそのはず、跳んでる主はプロのBMXライダー、岡 絋希サン。19歳(※2016年取材当時)のフレッシュヤングで、若者のクルマ離れが叫ばれる昨今、旧車テイストのシャコタン・タウンエースに乗る奇特な(!?)、いや、カスタム業界にあっては貴重な人物なのだ。
>>【画像9点】いぶし銀のディティールをチェック! ’96年生まれ、9歳の頃からパークでBMXを始めたオーナーは、BMXほかスケボーなどの横ノリ系に加え、原付のカスタムやらにも熱中する乗り物好き。トランポ用にたまたま購入したタウンエース(しかもジャストロー)のカスタムベースとしてのポテンシャルに気づいてしまったことがキッカケで、シャコタン道にも覚醒してしまったというワケなのだ。
免許を取って1年という新米ドライバーながら、愛車タウンエースはホーシングナロード&ミッション上げもこなす激低車。しかも足元はヤングには似つかわしくないハヤシをセット。しかもバッチリきっちり、ツライチとくるから恐れ入る。
実はお父さんが200系乗りというバックボーンもあるのだが、基本、旧車テイスト演出は自身の探究心によるもの。日々、雑誌やWEB等で大研究した結果なんだとか。おまけに顔回りやウインドー周辺のチッピングペイントもお手製とマルチプレイヤーぶりも見せつける。
【『カスタムCAR』2016年1月号掲載】
BASE CAR:タウンエース・ジャストロー 1996年型
OWNER:岡 紘希サン
協力:トリニティ
※データは’16年紹介当時のものです。