チョーさんは「エレガント」をテーマに積極果敢なアートアップを展開。迫力満点の大型パーツ群にはキャブ同色塗り(青紫)を施して、ボディ&パーツの自然な一体化を実現する異色ダンプだ。
ガレージ21が製作した大型パーツ群は、スマートながらも強烈な存在感を放つ。フロントボトムに装着した可動式バンパーは、エッジの効いた新幹線フォルムがビューポイント。前面に組み合わせた白いカラーパネルとのコントラストも冴える。また、鉄ではなくステンレスに塗りを施したのが、舟型バイザーとミラーステー。とくにミラーステーは「しぼりパイプ+塗り」という独創的なスタイルを実現。1ⅿ30cmの張り出しと相まって、文句なしの個性をアピールする。
一方の荷台回りも、サイドバンパーやフェンダーを筆頭に、ボディ同色塗りパーツが目白押し。バンパー同様、白いカラーパネルを収めたプロテクトップも見応え十分だ。なお、段差を設けたケツブタや傾斜をつけた10連テールボックス、ユニークなバナナバンパーなど、リア下回りにも工夫を凝らしたアートメイクが満載。美しいトータルバランスからも目が離せない注目の1台だ。
【写真6点】スマートながらも強烈な存在感を放出。カミオン2012年10月号トップアートをもとに再構成