二代目瑠那丸は、美光舎がこしらえた超絶デザインの大型パーツ群と、アースコンシャスな箱3面ペイントで圧倒的な迫力をアピール。箱内部にはイベントで活躍する高級ラウンジ風の部屋まで備える圧巻のフルアート車だ。
最新パーツとなるシートキャリアは「アンドン×5段ハチ巻きLED×筒出しステンレス」で個性をゲットする驚愕の逸品。トータルバランスに配慮しながらも、文句なしの完成度で、見る者の視線をクギ付けにする。左右に巨大フラッグポールを備えたラッセル戻しバンパーや、5本柱のキャブハシゴなど、独創性に優れた大型パーツ陣も、特筆に値するビューポイントだ。
一方、箱回りの目玉となる箱3面画は、ビークラフトの雄渾にして繊細な筆致が見どころで、ラッセン調のマリンブルーには「癒し」のメッセージを込めている。また、箱下に流れる4段サイドバンパーや、特大の箱ロケットも、他車に類を見ない注目パーツ。計23発の筒出し丸テールと多彩な抜きデザインで前衛的なビジュアルをふりまくリア下回りも、一見の価値を有している。今後はミラーステーやバイザー、フロントマスクのリメイクを予定している。
【写真6点】美光舎がこしらえた超絶デザイン。カミオン2012年8月号トップアートをもとに再構成