16色を組み合わせ、イサム塗料が調合したオリジナルカラーをハンドメイドでペイントした。平ボディから箱車へのスタイルチェンジも自ら行うなど、ハンドメイドを駆使してオリジナリティあふれるアートを展開しクオリティの高いササキサンバイザーのステンレスパーツとの組み合わせでハイレベルな完成度を実現している。
トップパートはシートキャリア&バイザーを舟型で統一。角おこしパイプ2本仕様のミラーステーとの組み合わせで、シャープな雰囲気を演出。シートキャリアをルーフ最後尾に設置することで、個性あふれるシルエットを生み出すことにも成功している。そしてキャブボトムにはササキサンバイザーの社長自らが腕をふるった舟型バンパーを設置。スタイルこそオーソドックスだが、仕上がりの良さが光る逸品。ディテールのていねいな作りが、クルマ全体の完成度をより一層引き上げているといえるだろう。
また、ボディパートには自身が愛してやまない浮世絵を、特殊フィルムでフィーチャー。ボディサイドに設置されたしぼりパイプのハシゴとともに、アート車らしい華やかな雰囲気を演出。ダブルで装着したドアアンドンも、個性を一層引き出している。
【写真6点】我流ダブルキャブアート。カミオン2012年6月号トップアートをもとに再構成