このガラス、外から電動で開けられるんです|快適旧車カスタム セドリックバン Vol.3

       

ふだん使いのスニーカー、だけどメンテナンスは完璧

 走りのアップデートと同時に、このクルマは快適性も追求している。

オーナー曰く「毎日乗るにはツライ」という形状の純正シートは、Z31純正シートへと交換し、クッション性、サポート性を向上。

さらにせっかくのエアコン付き車なので、その効率を高めるためにカーペットは全て厚手の断熱材へと張り替えた。

この断熱材は効果てきめんで、エアコンの利きが良くなったほか、機関系のアップデートに伴って増してしまった、各種ノイズを遮断する効果もあったという。

関連記事:毎日のアシとして徹底的に磨き上げる 快適旧車カスタム セドリックバン Vol.1

 こうしてしっかり「毎日のアシ」として仕上がったセドリックバンは、何とオーナーの手で東京から愛媛までの帰省もこなしているという。

今後はインジェクション化かRB系エンジンへの載せ換えも考えていると言うから、その進化が楽しみだ。




荷室には撮影に関する機材を積載。

本当にこのクルマは「仕事用」なのだ。




オーナーの趣味で車体各部からはアメリカンテイストが漂う。

ホイールはベビームーンの15インチ。




クルマのキーはホテルキーを模して作られている。

カメラマンとして活躍するオーナー氏の屋号がエッチングで入れられた贅沢品。




MSD本体と強化コイルはパネルでエンジンルームに固定される。


マスターシリンダー&マスターバックはサイズの大きい330ワゴン用。



荷室左側のウィンドウは、外側からキーを使って開閉できる。

乗員席の窓は手動なのに、ここは電動式で可動する。


関連記事:
https://nosweb.jp/articles/detail/931

Nostalgic SPEED vol.002 2013年 11月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text : Takayoshi Suzuki/鈴木貴義 Photo : Akio Hirano/平野陽

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