1480ミリ! 大きく見えますが、車幅は軽自動車とおなじです! ベルトーネデザインの4ドアセダン|69年式 マツダ ルーチェ 1500 デラックス Vol.1

湖面に浮かぶ白鳥のごとき清楚な姿の美しい4ドアセダン

マツダ、いや当時の東洋工業にとって「ルーチェ」という車名は、乗用車メーカーに飛躍するための、熱い思いのこもった名称だった。

本格的4ドアセダンのボディを持つルーチェが最初に姿を現したのは、1963年の第10回全日本自動車ショーの会場だった。

イタリアのカロッツェリア、ベルトーネがデザインしたセダンは、丸形2灯ヘッドライトを持ち、全長が3960mm、全幅が1480mmと小ぶりで、私たちが知っている初代ルーチェの外観とは、まったくの別物だった。



 2年後の65年、第12回東京モーターショーでお披露目されたルーチェは、前回と同じベルトーネのデザインだったが、たたずまいが一新。

湖面に浮かぶ白鳥のごとき清楚なデザインの美しい4ドアセダンとなっていた。



 その初代ルーチェを、発売当時のカタログから抜け出したような雰囲気で甦らせたのが、現在のオーナー、鈴木康彦さん。

鈴木さんは群馬県東吾妻町にある㈲鈴木自動車の代表で、コスモスポーツオーナーズクラブ群馬支部長でもあるマツダ車ファンだ。




旧ロゴタイプのMAZDAと東洋工業の文字が印象的な型式プレート。





下の吹き出し口は後付けタイプのクーラー。





ボディを彩るルーチェのトランクリッドの美しいエンブレム


色あせもなく張りのあるシートは、表皮材もオリジナルのまま。



掲載:ノスタルジックヒーロー 2011年12月号 Vol.148(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Akio Hirano/平野 陽

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