群を抜く迫力ボディ。GT-Rはアルミ製ボンネット&フロントフェンダーを採用|日産 スカイラインR32 GT-R Vol.2

ワイドタイヤを収めるためのブリスターフェンダーにあこがれた人も多いことだろう。全幅は基準車よりも60㎜ワイドになった。

モータースポーツでの活躍を念頭に置いて開発され 当時の最新技術を用いたGT-R

GT-Rで特筆すべき点として挙げられるのがRB26DETTエンジンだが、もう一つの見どころがシャシーだ。

サスペンションは4輪マルチリンクとし、4輪操舵システムのスーパーハイキャスも装備した。

そしてGT-R初のフルタイム4WDを採用。

アテーサE-TSと呼ばれるトルクスプリット式のシステムは、リア駆動を基本としながら、旋回時や加速時など、走行条件や路面状況に応じてフロントにも駆動力を伝達。

0対100から50対50まで自動的に前後のトルク配分を行い、FRの旋回性能の高さと4WDの優れたトラクションを両立したのである。


ワイドタイヤを収めるためのブリスターフェンダーにあこがれた人も多いことだろう。全幅は基準車よりも60㎜ワイドになった。

 もちろん、そのルックスでも人々をひきつけた。

ワイドなブリスターフェンダーや大型のリアウイング、アルミ製ボンネット&フロントフェンダーを採用し、フロントバンパーからは大型インタークーラーが顔をのぞかせるなど、ルックスはレーシングマシンのよう。

その迫力は、当時の量産車では群を抜いていたのだ。


テールランプの脇に誇らしげに輝くGT-Rのロゴ


ダッシュボードを傾斜させて開放感を出しつつ、適度なタイト感でスポーティーさを演出したインテリア。ステアリングのホーンボタンにはGT-Rのロゴが入る。



トランスミッションは5速MTのみ。2速と3速にダブルコーンシンクロを用い、操作力の低減が図られている。



ブレーキペダルとクラッチペダルもGT-Rのロゴが入る専用品だ。



リアシートは中央部が盛り上がった専用形状。そのため2人掛けとなり、乗車定員は4名。


ハチマルヒーロー 2019年 05月号 vol.53(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : Motosuke Fujii(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ)

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