手に入れて約15年、新車のように生まれ変わった真っ赤なボディカラー|SW20 トヨタ MR2 Gリミテッド Vol.3

       

今もなお数少ない国産ミッドシップは斬新な発想で生まれた


 SW20は年式が新しい方が走りの評価は高い。

それゆえⅠ/Ⅱ型は人気薄で、現存数も少ない。

この個体は、そんな希少なⅠ型だ。

オーナーの辻村真史さんは「太陽にほえろ!」の影響を受けてA60セリカの購入を検討していたが、そこへ父親の知人からSW20売却の話がきた。

当初はあまり興味を感じなかったが、実際に見てみると大好きなフェラーリ308に通じるスタイルと真っ赤なボディカラーが気に入り、譲ってもらうことに。

それから約15年、通勤にも使っていたため各部の劣化は進んでいたが、通勤手段が変わったことを機にリフレッシュ。

ボディを全塗装し、純正ホイールもリペア。

初の愛車として20歳の頃に迎え入れたSW20が、新車のように生まれ変わったのだ。




ターボの走りは強烈だが、自然吸気も楽しさ満点。

3S-GE型は可変吸気システムやステンレス製エキマニを装備し、無鉛プレミアムガソリン仕様としたことで165psを発揮。




フロントトランクにはスペアタイヤや工具が収まる。

この個体は、オプションのラゲージトレイを装着していた。




リアトランクは、先代比で約50%も容量が拡大。

敷かれているトランクマットは、フロントのラゲージトレイとセットオプションで用意されていたもの。





取り外したガラスルーフやシェードは、シート後方に立てかけて収納することが可能。




ハチマルヒーロー 2019年 05月号 vol.53(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text : Rino Creative/リノクリエイティブ photo : Akio Hirano/平野 陽

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