あれ? エンジンの回りスッキリしすぎじゃない?|78年式 トヨタ コロナ MARK II Vol.3



外観上のポイントとなるのがホイールだ。タイヤショップに勤務する白井さんとしても、このクルマのスタンスは特にこだわった部分で、ホイールはあえて懐かしのボイドをチョイス。

17インチというサイズは、70年代車のマークⅡにとっては絶妙な大径感があり、モダンさを演出するアイテムとして見事にフィットしている。

ホイールばかりが見た目で勝ちすぎないように、タイヤのハイト感にもこだわっており、引っ張って履かせつつもタイヤが薄く見えないように、サイズと銘柄はかなりリサーチしたそうだ。

その結果選ばれたのは、ピレリのドラゴン。フロント8J、リア9.5Jというワイドサイズのホイールをノーマルフェンダーに収めつつ、タイヤにもしっかり存在感が残るスタンスを実現した。



ワイヤータック&シェイブド・ベイでカスタムカーらしく仕上がったエンジンルーム。

エンジンルーム内の色味も極力抑え、スッキリとした見た目に仕上がっている。

特にフェンダーからストラットにかけてのスムージングが美しく、見た目にスムースさを訴える重要なポイントになっている。

2JZ型エンジン自体はまったくのノーマルで、そこにポリッシュされたサージタンクをセット。

スロットルはφ80㎜の大径サイズを使用している。エキマニはS&Aオートクリエイトのワンオフ品。こうした吸排気パーツのチョイスはエンジン



 ここまでの作り込みをしながらも、インテリアはフルノーマルをキープ。エンジンスワップをした形跡はどこにもなく、スピードメーターは純正の物をそのまま駆動、シフトレバーからも換装の気配は感じられない。

このさり気なさも、ロッダー・スタイルをメイクするうえで重要なのだ。


グリルはクライスラー300C用のビレットグリルを加工して装着。絶妙なアールを出す為に、タイヤで踏んで曲げたというから驚きだ。



ホットロッドは美しさと速さを両立、クルマに新しい価値を付加する手法だ。このマーク2はまさしくそのお手本のような車両だろう。



ホイールはボイドのリボルバー。90年代に流行したビレットアルミホイールの先駆けだ。

Nostalgic SPEED vol.003 2014年 3月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Takayoshi Suzuki/鈴木貴義 Photo:Nostalgic SPEED/編集部

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