700㎏台の軽量なボディの元祖 駿足ファイター|B110 サニークーペ 1200 GX5 Vol.2

A型エンジンは高回転まで回してこそ……といわれるが、オーナーの荒木さんは、

「どちらかというと、自分はトルクがあるエンジンのほうが好みなので、このA15型改1.6Lはとても合っています。エンジンのトルクと直結5速ミッションのおかげで、街中でも楽々運転できますし、サーキットでは8000rpmくらいは軽く回ってくれますから」と現在のエンジンの仕様に大満足とのこと。

 足回りに関しては、フロントの車高調は自作。リアは、当時のレース用リーフスプリングなどを組み合わせることで、車高を下げなら自分好みのセッティングに調整している。これらの作業は、GX5用に借りているガレージで荒木さん自らが行っている。というのも、某ディーラーのサービスフロントに勤務しているため、整備はお手のものなのだ。

「もともとは飽きっぽい性格なんですが、このGX5だけは愛着がわいて、手放す気にはなれないんです。仲間からは、『サニー長いねー』といわれてますが、走る、曲がる、止まるに関しても不満はありませんし、街乗りからサーキット走行まで楽しく走らせることができます」と車重700kg台のGX5のドライビングとチューンナップを楽しんでいる。ハコスカやZなどの旧車の王道を乗り継いできた荒木さんがたどりついたのが、ライトウエイトスポーツのGX5なのだ。


A型フリーク憧れの「TOMEI」の文字入りアルミヘッドカバーを装着。素材そのままの質感がシブい。


真夏のオーバーヒート対策で、ピットロード製大容量アルミラジエーターを装着。オイルクーラーはアールズ製をラジエーターの横に設置している。



大衆車として開発されたB110だが、内装はスポーティーな雰囲気が漂う。メーターは3眼式で、GX5では左側がタコメーターとなっている。ステアリングはナルディ製に交換済み。



カウルトップパネルのエアインテークには、GX5ではカバーが装着されていて、スポーティーな演出が施されている。



プレスラインが入ったボンネットは、GX5の特徴の1つ。ただし、後期型では他のグレードでも採用された。


Nostalgic SPEED vol.003  2014年 3月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

text:Nostalgic Hero/編集部 photo:Motosuke Fujii(SALUTE)/藤井元輔(サルーテ

RECOMMENDED