300台弱、ワンピースグリルが特徴のレアなヨンゴー 70年式 日産 スカイライン 2000 GT-R vol.1

       
元祖ハコスカともいえる武骨なスタイルで、独特といえるオーラを放っているのが、4ドアのPGC10スカイラインGT-Rだ。1969年2月に登場するも、1970年10月に2ドアハードトップのKPGC10に切り替わったため、生産台数はわずか832台といわれる。なかでも、希少なのが「ヨンゴー」と呼ばれる70(昭和45)年式である。デビューは69年10月のマイナーチェンジ時で、生産台数は300台弱。同じPGC10でも、初期の69年式とマイナーチェンジ後の70年式では、意匠が異なる部分が各部にみられる。

 例えばフロントグリル。69年式は左右のヘッドライトとグリルが分かれた3分割式だが、70年式では一体型のワンピースタイプに変更された。またリアガーニッシュについても、つや消し塗装だったのが、70年式では革絞加工を施したエンボシングプレート(凹凸状の板)に変更されている。またフロントフェンダーのサイドマーカー、テールランプの材質をポリプロピレン製に、フェンダーミラーを防眩処理のつや消し黒仕上げに変更している。

 内装に関しては、ステアリングがウッドから本革に変更されたほか、灰皿の形状、ウオッシャースイッチなど、細かい部分の変更点は多岐にわたる。


助手席は純正のバケットシートで、運転席はダッツンコンペシートを装着する


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トランク内に設置される燃料タンクはGT-Rだけ100ℓの大容量タイプとなる。右側には電磁式の燃料ポンプとフィルターが装備される。



70年式では黒いブローバイホルダーが装着されていて、ガスは大気開放だった。



マフラーはオールステンレス製に交換されていて、Rらしいエキゾーストサウンドが響く。


ノスタルジックヒーロー  vol.197 2020年 02月号(記事中の内容はすべて掲載当時のものです)

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text:Daisuke Ishikawa/石川大輔 photo:Isao Yatsui/谷井 功

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